続いて人物。まずは通常のカメラモードで。iPhone 12の方が顔色がちょっと明るくて肌の色もいい。差は微妙だけど、全体にiPhone 12の方がクリアな感じだ。
逆光時だとより分かりやすい。Pixel 5はHDRが働いて空もあまり白飛びしていないけど、顔が暗い。iPhone 12は全体に明るくなりシャドー部も持ち上げて顔がちょっと明るく補正されている。
素直に、iPhone 12は人物撮影に力を入れてきたんだなあって感じだ。Pixel 5ももうちょっと顔に合わせてくればよかったのにとは思う。
ポートレートモード時はPixel 5はちょっと望遠になる。撮影場所は同じだ。背景はPixel 5の方が大きくボケたがiPhone 12も設定によってもうちょっとボケさせられる(どちらもデフォルトの状態で撮影)。
さて、ポートレートモードといえば、みんな気になる「ストロー問題」。気になるよね。
まずはどちらもうまくいった方。よく見ると、Pixel 5の方が処理がうまい。これは似た構図になるよう、Pixel 5の方は少し近づいて撮っている。
次はストローが細くて、iPhone 12はダメだったけど、Pixel 5はうまくいったシーン。
まあストローのヒット率ではPixel 5の圧勝ってことでいいんじゃなかろうか。ついでに言えば、Pixel 5の方が被写体がかなり近くてもポートレートモードで背景ぼかしを使えるってのもよさ、というかiPhoneに足りないところだ。
自撮りのポートレートモードも見ていこう。
最後はポートレートモードじゃない通常の自撮り。こちらはちょっと意地悪して、日陰での撮影にしてみた。
iPhone 12は背景が白くトンでも肌をちゃんと描写しようとする。Pixel 5は非常にナチュラルといえば聞こえがいいのだけど、自撮り時は顔を明るく肌も青っぽくならないよう処理してほしかったかな。
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