世界を変える5G
コラム
» 2020年11月05日 19時00分 公開

「iPhone 12 Pro Max」と「Galaxy Note20 Ultra 5G」「Xperia 1 II」のスペックを比較 大画面ハイエンド5Gスマホの特徴は? (1/3)

2020年の冬商戦で大画面のハイエンドスマートフォンを買いたいけれど、どれがいいのか迷っている――そんな人もいると思います。そこで、5Gに対応する「iPhone 12 Pro Max」と「Galaxy Note20 Ultra 5G」「Xperia 1 II」の3機種の主な特徴を横並びで比べてみました。

[井上翔,ITmedia]

 iPhone 12シリーズの中でも最上位モデルに位置付けられる「iPhone 12 Pro Max」は、6.7型の大画面と「iPhone 12 Pro」からさらに強化されたアウトカメラが特徴だ。大画面でアウトカメラが特徴的なハイエンド5Gスマートフォンといえば、サムスン電子の「Galaxy Note20 Ultra 5G」や、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia 1 II」も挙げられます。

 これら3つのスマートフォンは何が違うのか、違いをまとめます。

iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro Max
Galaxy Note20 Ultra 5G Galaxy Note20 Ultra 5G(写真はau向け「Galaxy Note20 Ultra SCG06」)
Xperia 1 II Xperia 1 II(写真はNTTドコモ向け「Xperia 1 II SO-51A」)

ディスプレイ/本体サイズと重量

 特に動画や電子書籍を楽しむ場合、ディスプレイの大きさは重要です。また、よりきめ細かい映像を追い求めるなら、ディスプレイの解像度も重要です。

 今回比べる3機種のディスプレイは、いずれも有機ELで、HDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツの再生にも対応します。サイズと解像度は以下の通りです。

  • iPhone 12 Pro Max:6.7型/1284×2778ピクセル(458ppi)
  • Galaxy Note20 Ultra 5G:6.9型/1440×3088ピクセル(496ppi)
  • Xperia 1 II:6.5型/1644×3840ピクセル(643ppi)

 いずれの機種も、WQHD(2560×1440ピクセル)を超える解像度に対応しています。1インチ当たりの画素密度を表す「ppi」はXperia 1 IIが一番高く、iPhone 12 Pro MaxとGalaxy Note20 Ultra 5Gはおおむね同等です。

 ディスプレイの“形状”ですが、iPhone 12 Pro Maxは「TrueDepthカメラ(インカメラ+赤外線カメラ+赤外線照射ユニット)」、受話スピーカーや近接センターの収納部が大きく切り欠かれています。動画の再生時などは画面上端部を黒色(非表示)となるので目立ちませんが、気になる人は気になるかもしれません。

 Galaxy Note20 Ultra 5Gはインカメラ周辺に小さなパンチホール(穴)が開いています。これも動画再生時などは黒色(非表示)となりますが、目に入らないかといえばそんなことはありません。また、ディスプレイの左右端部が湾曲しています。「湾曲部分の映像はゆがむのではないか?」と思う人もいるかもしれませんが、実際に手にすると意外と気になりません。

 Xperia 1 IIは、ノッチ(切り欠き)やパンチホール(穴)が一切ありません。ただし、画面の四隅がカーブしています。

ノッチ iPhone 12 Pro Maxの各種センサー搭載部分にはノッチがあります
パンチホール Galaxy Note20 Ultra 5Gは、画面占有率が抜群に高いですが、インカメラ周辺部にパンチホールがあります
ラウンド Xperia 1 IIの画面にはノッチやパンチホールはありませんが、画面の四隅がカーブしています

 ただ、画面が大きいとなると、ボディーも大きくなります。たくさんのデバイスを搭載することから、重量も増えがちです。ボディーサイズ(幅×高さ×厚さ)と重量はどうなっているのでしょうか。

  • iPhone 12 Pro Max:約78.1×160.8×7.4mm/約226g
  • Galaxy Note20 Ultra 5G:約77×165×8.1mm/約208g
  • Xperia 1 II:約72×166×7.9mm/約181g

 片手で持つ場合、横幅は狭く重量は軽い方が有利とされています。その観点では、3機種の中でXperia 1 IIは一番有利です。ただし、高さ(縦方向の長さ)がやや大きいため、片手では画面上端まで指を届かせることは厳しいです。

メインメモリ/ストレージ

 同時に開けるアプリやデータの数はメインメモリの容量に、保存できるアプリやデータの量は内蔵ストレージの容量に左右されます。3機種のメインメモリと内蔵ストレージの容量はどのくらいなのでしょうか。

 まず、メインメモリの容量を比べてみましょう。

  • iPhone 12 Pro Max:非公表(開発ツールでは「6GB」)
  • Galaxy Note20 Ultra 5G:12GB
  • Xperia 1 II:8GB(ドコモ、au向けモデル)/12GB(SIMフリーモデル)

 iPhone 12 Pro Maxのメインメモリ容量は公式には“非公開”ですが、アプリ開発ツールを参照すると6GBだそうです。ハイエンドAndroidスマホと比べると容量は少なめですが、OSの設計の違いもあるため他の2機種とは単純比較は難しいです。ただし、Android向けアプリと比べると、iOS向けアプリはメモリ消費が少ない傾向にあります。

 Galaxy Note20 Ultra 5Gのメインメモリ容量は12GB、Xperia 1 IIのメインメモリ容量は販路によって8GBまたは12GBとなっています。12GBメモリは、Androidスマホとしては比較的大きな容量です。いずれにしても、普通にアプリを使う上では十分といえます。

 次に、内蔵ストレージの容量を比べてみます。

  • iPhone 12 Pro Max:128GB、256GB、512GB
  • Galaxy Note20 Ultra 5G:256GB
  • Xperia 1 II:128GB(ドコモ、au向けモデル)/256GB(SIMフリーモデル)

 iPhone 12 Pro Maxは、ニーズに合わせて3つの容量から選べます。一度買ってしまったら増設もできないことは注意しましょう。既存のiPhoneからの機種変更(買い換え)であれば、元の容量と同じかより大きな容量のものを選びましょう。

 Galaxy Note20 Ultra 5Gの内蔵ストレージは256GB、Xperia 1 IIの内蔵ストレージはは販路によって128GBまたは256GBとなります。加えて、両機種共に最大1TBのmicroSDXCを搭載できます。音楽や動画のデータをmicroSDに置いておけば、内蔵ストレージの容量を節約可能です。

 ただし、Xperia 1 IIのSIMロックフリーモデル(デュアルSIM仕様)は2枚目のSIMカードとmicroSDが排他搭載となります。

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