楽天モバイルがLTEルーター「Rakuten WiFi Pocket」を発売 税込み9980円(条件を満たせば1円に)

» 2020年12月08日 19時40分 公開
[井上翔ITmedia]

 楽天モバイルは12月8日、Shenzhen Harvilon Technology(ハーヴィロン)製モバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket」を同社の公式サイトで発売した。公式サイトでの販売価格は9980円(税込み)だが、一定の条件を満たすと1円(同)で購入できる。12月25日からは、店頭での販売も開始する予定だ。

Rakuten WiFi Pocket(左がホワイト、右がブラック)

Rakuten WiFi Pocketの概要

 Rakuten WiFi Pocketは、楽天モバイルの4G LTEネットワークに対応しており、標準サイズのSIMカードを挿入して使う。WAN(モバイルネットワーク)側の対応規格と周波数帯(Band)は以下の通り。なお国際ローミングには対応しない

  • LTE:Band 1/3/8/11/18/19/21/28/41
  • W-CDMA:Band 1/5/6/8/19

 Wi-Fi(無線LAN)側は2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)のみ対応し、5GHz帯(IEEE 802.11ac/a)には対応しない。最大同時接続台数は10台だ。

 連続待受時間は約300時間で、バッテリーの充電はmicroUSBケーブルで行う。

だれでも実質0円おためしキャンペーン(終了時期未定)

 Rakuten WiFi Pocketの発売を記念して、楽天モバイルでは「Rakuten WiFi Pocketだれでも0円お試しキャンペーン」を実施する。

 このキャンペーンでは、Rakuten WiFi Pocketの購入と同時に「Rakuten UN-LIMIT V」を新規契約した場合に、本体の代金を1円とする。申し込み完了メールに添付されたアンケートに答えると「楽天ポイント」が1ポイント付与されるため「実質0円」で購入できる計算となる。

 さらに、このキャンペーンは先着300万人を対象とする「1年間無料キャンペーン」とも併用できるため、楽天モバイルは「1年無料の楽天モバイルを0円でお試しできる」としている。

 ただし、Rakuten UN-LIMIT Vの1年間無料キャンペーンは1人1回のみ適用される。同一名義での2回線目以降の契約(一度解約した上での新規契約を含む)では、通常通りの月額料金(税別2980円)が請求されるので注意しよう。

キャンペーン 本体代金が実質無料になるキャンペーンを開催

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月25日 更新
  1. “やまぬ転売”に終止符か 楽天ラクマが出品ルール改定予告、「健全な取引」推進 (2025年12月23日)
  2. 3COINSで1万1000円の「プロジェクター」を試す 自動台形補正、HDMI入力、Android OS搭載で満足度は高め (2025年12月24日)
  3. 「楽天カード」は2枚持てる? 2枚持ちのメリットや注意点を解説、持てない組み合わせもあり (2025年12月23日)
  4. 「HUAWEI WATCH GT 6」レビュー:驚異のスタミナと見やすいディスプレイ、今買うべきスマートウォッチの有力候補だ (2025年12月24日)
  5. iPhoneのロック画面で「カメラが起動しちゃった」を防げるようになった! その設定方法は? (2025年12月24日)
  6. CarPlay/Android Auto対応「OttoAibox P3 Pro」発売 従来機から操作性向上、2画面表示も可能 (2025年12月23日)
  7. 「iPhone 16e」が突然登場 「iPhone SE」とは微妙に違う立ち位置【2025年2月を振り返る】 (2025年12月22日)
  8. メルカリで詐欺に遭った話 不誠実な事務局の対応、ユーザーが「絶対にやってはいけない」こと (2025年04月27日)
  9. 関東地方で5G通信が速いキャリアは? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでICT総研が比較(2025年12月) (2025年12月24日)
  10. 「駅で逆上し、列車遅延に」──“撮り鉄”の危険行為に広がる懸念 JR東日本が注意喚起 (2025年12月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー