2020年を振り返る(1月編):ドコモショップの不適切メモ/au PAYで毎週10億円還元Mobile Monthly Top10

» 2020年12月18日 06時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 2020年も、あと半月を切りました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位で見ながら、モバイル業界の主なトピックを振り返っていきます。今回は1月のアクセス数トップ10を紹介します。

 1位はスマホ決済の1月キャンペーンまとめ。PayPay、d払い、au PAYをはじめとするスマホ決済のキャンペーンは、一過性のものとみる向きもありましたが、上記3キャリアのサービスを中心に、2020年末の今となってもキャンペーン合戦が繰り広げられています。2020年は新型コロナウイルスの影響で、キャッシュレスの注目度が高まり、利用できる店舗も増えています。一方、キャンペーンでユーザーを獲得したその先のビジネスモデルはまだ見えてきていません。キャンペーンの投資をいつごろ回収できるのかも気になるところです。

 8位にau PAYの記事が入っていますが、7週にわたって10億円を還元する大型キャンペーン、au PAYとPontaを統合する発表があったのも、2020年1月でした。ドコモのdポイント、auのPontaポイントは分かりやすい構図ですが、ソフトバンクは毎月の携帯料金に応じてたまるのはTポイント、長期継続特典でたまるのがPayPayボーナスなど、どっちつかずの状態。今後もTとPの共存が続くのでしょうか。

au PAY 2020年5月にau PAYにPontaが統合されることを発表

 3位のドコモショップでの「不適切メモ」は、業界に驚きを与えました。携帯ショップは、キャリアにとってはユーザーを獲得する、ユーザーにとっては携帯の契約や機種変更をする大切な場です。その裏側で客を侮辱するメモの存在が明るみに出たことが問題でした。また、ドコモは「お金に無頓着だと思うからオプションを勧める」という提案も問題視しました。不要なオプション契約は他キャリアでもよく聞く話ですが、店舗がノルマを達成するためにやむを得ないという側面も。店舗運営の仕組みも含め、業界全体で見直す必要があるかもしれません。

ドコモ 不適切メモに関するドコモのおわび

 5位と7位には楽天モバイル関連のニュースがランクイン。「Rakuten Mini」は超小型でFeliCaも使える端末として話題を集めましたが、まさか周波数が無断で変更される事態になるとは、誰も想像しなかったでしょう。楽天モバイルのスタートを象徴する端末だっただけに残念です。

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