テレコムサービス協会のMVNO委員会が、1月18日にデータ接続料や音声卸料金の値下げを求めた要望書を提出した件について、22日の定例会見で武田良太総務大臣が言及した。
総務省が2020年10月に発表した「アクション・プラン」では、MVNOがMNOに支払うデータ接続料を、3年間で2019年度比で半額にすることを定めているが、要望書ではこれを前倒しして、可及的速やかにデータ接続料を引き下げるよう求めている。
武田氏は「MVNOの業界団体から、接続料の低廉化の前倒しなどの取り組みを進める要望をいただいている。これを受けて、有識者会議において、データ接続料の水準が適切かといった点について検討してもらっている。こうした取り組みを通じて、接続料の低廉化を、スピード感をもって進めていきたい」とコメントした。
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