話題の音声SNS「Clubhouse」は何が新しい? 初心者が知っておくべき使い方(1/2 ページ)

» 2021年02月13日 06時00分 公開
[太田百合子ITmedia]

 音声SNSの「Clubhouse(クラブハウス)」が、爆発的にユーザーを増やしている。日本でユーザーが目に見えて広がり始めたのは1月下旬のこと。今のところiOSのみに対応したβ版で日本語化もされていない。Android版はリリース予定さえ不明。それにもかかわらず、アーリーアダプターとして多くのインフルエンサーが利用し、わずか数週間でその熱狂ぶりがテレビのワイドショーでも取り上げられるまでになっている。

Clubhouse 日本時間の2月9日にアップデートされた最新版。アイコンが変わった他、roomをシェアできる機能などが追加された

 Clubhouseの構造はシンプルだ。アプリを起動すると、いろいろなテーマを掲げる「room」が並んでいて、いずれかに参加すれば「audience」として、壇上で話している主催者の「moderator」や、話し手である「speaker」の会話を聞くことができる。挙手で意思表示ができ、moderatorに招待されれば、speakerとなって壇上に上がることも可能。参加者=speakerの雑談roomもあれば、著名人の会話を数千人の人が聞いている、まるでトークイベントのようなroomもあるといった具合だ。

 人気の理由ともいえる特徴は、大きく3つ。1つは完全招待制であること。参加者は実名でかつ、他の参加者から招待されなければならない。誰に招待されたかはプロフィールに明記され、それをさかのぼればClubhouseにおけるルーツをたどることもできる。つまりClubhouseでは参加者全員が、何らかのつながりを持っていることになる。

 2つ目の特徴は、全てライブだということ。音声でのやりとりはその場限りで、会話に参加しているspeaker全員の明示的かつ書面での同意がない限り、その内容は録音はおろか、メモとして記録することも禁止されている。また「オフレコ」として話したことは、たとえClubhouse内でも共有してはいけないルールだ。

 3つ目に遅延が少なく、大勢でも話しやすいこと。ビデオ会議アプリなどではタイムラグがあるため、どうしても交互に話すような形になるが、Clubhouseでは普段の会話に近いテンポで話せる。顔が見えないので間をはかるのは難しいが、その分、気軽に参加できる。

Clubhouseの始め方 登録&招待の2つが必要

Clubhouse Clubhouseを起動すると最初に表示される画面

 Clubhouseを利用するには、1.携帯電話番号を登録してアカウントを取得する、2.利用者に招待してもらうという、2段階の手続きが必要だ。まず電話番号を登録し、SMSで受信したコードで認証。続いて名前、利用したいユーザー名を登録する。名前は実名が義務付けられているが、ペンネームや芸名、通称がある場合は追記できる。

Clubhouse 電話番号を登録→SMS認証→名前→アカウント名登録までは、招待がなくても進める

 誰かから承認または招待されると、先のステップに進める。Twitterを利用していれば、アカウントを連携してアイコンなどをそのまま流用することが可能。もちろん自分で新たにアイコンやプロフィールを登録してもいい。

Clubhouse 自分の電話番号を登録している既存ユーザーの誰かが承認するか、招待してくれるとログインが可能になる

 続いてiPhoneの「連絡先」をひも付ける。これはLINEと似た仕組みで、OKにすると連絡先に電話番号を登録している相手が、Clubhouseを始めたときに通知が来る。逆にいえば、自分の電話番号を登録している既存ユーザーにも通知が行っているということだ。

Clubhouse 「連絡先」の連携は、あとからiPhoneの「設定」→「Clubhouse」→「連絡先」でオフにすることもできる

 次のステップでは興味のある分野や、Clubhouseでフォローするユーザーを登録。このときおすすめのユーザーが自動的に表示されるが、適当にフォローするとあとから整理するのが面倒なので、その場で編集することをおすすめする。なおフォロー&フォロワーの仕組みはTwitterと同様で、フォローリストはいつでも編集可能。最後に通知を許可するかどうかを設定すれば、初期設定は終了だ。

Clubhouse 「Follow」をタップすると選ばれている人を全員フォローする。編集も可能だ
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  3. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  6. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  9. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  10. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー