キャリア新プラン利用予定は25.7%、認知度トップは「ahamo」 MM総研が調査

» 2021年03月17日 19時00分 公開

 MM総研は、3月17日に「携帯キャリア4社の新料金プラン利用意向調査」の結果を発表した。本調査は15〜79歳の男女にアンケートを行い、スマートフォンで音声通話SIM(音声+データ通信)を契約している9048人を対象としている。調査期間は2月20日〜2月22日。

 4キャリアの新料金プランの認知度は、NTTドコモの「ahamo」が73.7%でトップ。以下、auの「povo」が51.3%、ソフトバンクの「LINEMO(アンケート時は「SoftBank on LINE」)」が51.5%、楽天モバイルの「RakutenUN-LIMITVI」の55.1%となった。

MM総研 携帯キャリア4社新料金プランの認知度

 先行予約済みを含み、利用を予定していると回答したのは合計で25.7%。内訳はahamoが10.7%、povoが4.6%、LINEMOが3.0%、Rakuten UN-LIMIT VI(Rakuten UN-LIMIT Vからの継続利用も含む)が7.4%となった。

MM総研 携帯キャリア4社新料金プランの利用予定

 新プラン利用予定者の年代分布は、ahamoとLINEMOが20代と30代あわせて約45%を占め、50代以降が約25%だった。また、povoは20代と30代あわせて約55%と4キャリアの中でも若年層の割合が高く、50代以降の割合は約20%だった。Rakuten UN-LIMIT VIは20代と30代あわせて約40%を占め、50代以降が約35%となる。

MM総研 携帯キャリア新料金プラン利用予定者の年齢分布

 さらに新プラン利用予定者を、現在利用しているキャリア別で分析した。その結果、ahamoを利用予定と回答したユーザーの71.6%がドコモユーザーだった。povoは84.0%がau・UQmobileユーザー、LINEMO」74.4%がソフトバンク・Y!mobileユーザー、2.6%がLINEモバイルユーザー、Rakuten UN-LIMIT VIは41.9%が楽天自社回線ユーザー、14.7%が楽天MVNOユーザーだった。

MM総研 新料金プラン利用予定者の現在の利用キャリア分布

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年07月27日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. 「ハンディファン」「ネッククーラー」の選び方とやってはいけないこと 炎天下での利用は要注意 (2024年07月23日)
  3. IIJ×OPPO、Xiaomi、モトローラが語るスマホ戦術 おサイフケータイは「永遠の悩み」、IIJmioは「モバイル業界の宝石箱」 (2024年07月26日)
  4. 貼らない保護フィルムケース「スマハラ」、iPhone 15シリーズ向けに発売 丸洗いもOK (2024年07月26日)
  5. スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は? (2024年07月26日)
  6. OPPOがFindシリーズを2024年内に国内発売へ 競合メーカー担当者の前でサプライズ告知 (2024年07月26日)
  7. 約2万円の折りたたみケータイ「Orbic JOURNEY Pro 4G」を試す シンプルで使いやすいがローカライズに課題も (2024年07月27日)
  8. 外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法 (2024年07月25日)
  9. KDDIは通信障害をどのように検知してインフラを守っているのか ネットワークセンターに潜入 (2024年07月24日)
  10. 中国の“音楽特化スマホ”「MOONDROP MIAD01」を試す 重厚なサウンドに驚き、作り手のエゴを存分に感じた (2024年07月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー