大手キャリアが相次いで発表したオンライン専用料金プラン(ブランド)。その“1番手”として、ソフトバンクが3月17日に「LINEMO(ラインモ)」の提供を開始しました。月間20GBの高速通信容量、ここ数日話題となっているコミュニケーションアプリ「LINE」の通信容量を一部を除き無制限とする「LINEギガフリー」を備えて税込み月額2728円で利用できます。契約から1年間は「通話準定額」(税込み月額550円)を無料でできるキャンペーンも実施しています。
「初物を逃すわけにはいかない」と、サービス開始当日に契約してみたのですが、契約完了まで思ったよりも時間がかかってしまいました……。
3月17日の正午過ぎ、契約を始めようと思いLINEMOの公式WebサイトにPCのWebブラウザからアクセスしました。「今すぐ申し込む」をクリックすれば、申し込みサイトに遷移できます。
今回は、LINEMOをすぐ使いたかったことと、手元に対応端末が複数あることから「eSIM」を契約することにしました。ところが、eSIMはPCから申し込めないことが判明しました。ちょっとビックリしてしまいましたが。すぐに手元にスマホを用意して、掲示されているQRコードから申し込みサイトにジャンプしました。
気を取り直して、スマホから契約手続きを進めます。
まず、契約方法を選択します。今回は純粋な新規契約(新しい番号の発行)を行うため、「新しい電話番号で契約する」を選びました。
次にSIMカードを選択します。eSIMを希望する場合は「eSIM」を選ぶのですが、選ぶとeSIMに関する注意事項が表示されます。簡単に書くと、以下のような注意点があるそうです。
LINEMOは、法定代理人を立てることで未成年(18歳や19歳)でも本人名義で契約できることになっています。ただし、未成年は普通のSIMカードでないと契約できないことに気を付けましょう。
一通り注意点を読んだら「サービス選択に進む」を選び、サービス選択画面に移ります。LINEMOはワンプランなので、「スマホプラン(20GB)」があらかじめ選択されているので、選ぶ必要はありません。
その下方には通話オプションの選択肢があります。先述の通り、契約から1年間は通話準定額が無料ということもあってか、通話準定額があらかじめ選択されています。付いていて困ることは(1年後に解約し忘れることがない限り)ないので、選択肢は変えずに次に進みます。
次の画面に進むと、eKYC(電子的方法による本人確認)に移行します。eKYCを行う際に別のアプリを必要とするケースもありますが、LINEMOのeKYCはWebブラウザ上で完結できます。「写真の撮影に進む」をタップすると手続きが始まります。運転免許証を使う場合の具体的な手順は以下の通りです。
eKYCの手続きが完了すると、契約者の氏名、住所、連絡先の電話番号とメールアドレス、ネットワーク暗証番号、支払い情報を入力していきます。
ここで重要なのが連絡先の電話番号です。MNPで契約する場合、ここにMNPで利用する電話番号を入れたい所ですが、3月17日時点では非対応でした。しかし、3月18日からはMNPでの契約を希望する電話番号も連絡先として登録できるようになりました。SNSで困惑する声が多く寄せられたことが一因だと思われます。
私は純粋な新規契約なので、別の連絡の付く携帯電話番号を登録しました。
事前の告知もあった通り、料金の支払い方法はクレジットカードのみです。カード番号の入力欄にもありますが、クレジットカードの加盟店で使えるデビットカードやプリペイドカードでは登録できません。クレジットカードを持っていない人は、口座振替の受付開始を素直に待つことをお勧めします。
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