Appleは9月14日(米国太平洋夏時間)、新しい「Apple Watch Series 7」を発表した。発売は2021年秋で、価格はSeries 7が399ドル〜(GPSモデル)だ。また、「Apple Watch SE」が279ドル〜、「Apple Watch Series 3」も199ドル〜で併売される。
Apple Watch Series 7はボディーサイズを維持しつつ、表示領域の拡大を実現した。具体的には、従来のSeries 6より約20%、Series 3より約50%も広いRetinaディスプレイを新たに採用し、外枠も約1.7mmまで細くなった。
ディスプレイの明るさも改善され、屋内で手首を下げた状態だと、これまでより約70%明るくなり、時間などの確認が容易になるという。
表示領域の拡大に伴ってユーザーインタフェースも最適化されており、ボタンサイズの拡大により画面をタップしやすくなった。加えてSeries 6よりも約50%も多くテキストを表示できるようになり、画面スクロールが少なくて済む。
テキスト入力も新しくなり、ソフトウェアキーボードをタップするか、QuickPathで文字から文字の一筆書きにも対応した。このQuickPathは、機械学習を使って入力される単語を予測する。
耐久性も向上し、耐亀裂性に優れたディスプレイ前面のクリスタルを備え、IP6X等級の防じん性能とWR50の耐水性能により、Apple Watch史上、最も頑丈なモデルであるとアピールする。
バッテリー駆動時間は約18時間で、高速充電に対応したUSB Type-Cケーブルが付属する。充電時間はSeries 6より約33%速くなり、45分で80%までの充電(8分間で8時間の睡眠を記録)が可能になった。
アルミニウムのカラーがミッドナイト、スターライト、グリーン、ブルー、(PRODUCT)REDの全5色となり、スレンレススチールもシルバー、グラファイト、ゴールドの3色、チタニウムはスペースブラックチタニウムとチタニウムの2色展開となる。
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