2021年の新型iPhoneとして発表されたのは、「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4機種。ラインアップ構成としては2020年のiPhone 12シリーズと変わらないが、それぞれ何が同じで何が違うのか。今回もスペックから分かる範囲を整理した。
まず、4機種共通の主な機能は以下のようになる。
Proシリーズの2機種、また無印の13と13 miniでは、サイズと重量、画面サイズの違いからくる解像度や連続使用時間の違いを除けば、機能的には全て同じだ。価格は、Pro MaxとProではProの方が、無印とminiではminiの方が1万2000円ほど安い。iPhone 13 miniの128GBが8万6800円(税込み、以下同)で新型iPhoneの中で最も安い。ただし、全体的にiPhone 12シリーズに比べると、容量がアップしているモデルもあるので単純な比較はできないが、Proは5000円ほど価格が上がっていて、13とminiは1000円ほど下がっている。
【訂正:2021年9月16日16時30分 初出時、「Pro MaxとProではProの方が、無印とminiではminiの方が1万2000円ほど高い」としていましたが、正しくは「1万2000円ほど安い」です。おわびして訂正いたします。】
画面サイズ、本体サイズが同じ13とProの主な違いを見ていこう。ProとPro Max、13とminiは機能的にほぼ同じなので、サイズや重さの違いを除けば、ここで紹介する違いがProシリーズと13シリーズ(miniを含む)の違いになる。
12シリーズではカメラ機能に違いがあったProとPro Maxだが、13 Proと13 Pro Maxでは、スペック上で機能的な差はない。違いは以下の通りで、バッテリー容量の違いはもちろんあるが、サイズの好みで選べるようになった。
Proシリーズ2機種の機能がそろったため、Proと無印(miniを含む)の違いが明確になった。選ぶ際には、まず機能や価格、カラーバリエを見てProシリーズにするか無印にするかを検討。それからサイズの好みで最終決定する、という手順が良さそうだ。
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