Appleは9月24日、新型スマートフォン「iPhone 13」「iPhone 13 mini」を発売する。Apple Store(Web)では9月17日21時から販売予約を受け付ける。Apple Store(店頭/Web)における販売価格はiPhone 13 miniが8万6800円から、iPhone 13が9万8800円からとなる。
両モデル共に、ボディーの基本デザインや特徴は先代(iPhone 13、iPhone 13 mini)から引き継いでいる。IPX8等級の防水性能とIP6X等級の防塵(じん)性能も確保している。
プロセッサは自社開発の「A15 Bionic」で、CPU部分は6コア(高効率4コア+パフォーマンス2コア)構成、GPUは4コア構成、ニューラル(機械学習)プロセッサは16コア構成となっている。iPhone 12/12 miniと比べると、最大で50%のパフォーマンス改善が図られているという。
ディスプレイは、iPhone 13 miniが5.4型、iPhone 13が6.1型の有機ELを採用している。この有機ELディスプレイは、Appleによるカスタマイズが施されているといい、最大輝度は通常時が800ニト(先代比28%向上)、HDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツ表示時が1200ニトとなる。
HDRはHDR10、HDR10+、Dolby Vision規格に対応している。DCI-P3の色域もカバーする。
アウトカメラは1200万画素センサーのデュアル構成で、広角レンズ(新型1.7μmセンサー、F1.6、焦点距離26mm、7層レンズ)と超広角レンズ(新型センサー、F2.4、焦点距離13mm、5層レンズ、視野角120度)を備えている。広角レンズにはセンサーシフト型の光学手ブレ補正機能も備えている。動画は、Dolby Vision規格の4K/60fps映像の撮影にも対応している。
インカメラ(TrueDepthカメラ)は約1200万画素だ。
iPhone 13/13 miniは、5G通信に対応するキャリアが約200に増加した。5G NR(5G通信規格)は、米国向けモデルのみミリ波(30GHz付近の周波数帯)にも対応し、その他の国/地域向けモデルではSub-6(6GHz未満の帯域)にのみ対応する。
日本向けモデルの対応する通信規格と対応周波数帯(Band)は以下の通りとなる。
少しではあるが、バッテリー持ちも改善しており、iPhone 13はiPhone 12と比べて最大で約2.5時間長く利用できるという。ストレージは128GB、256GB、512GBの3種類を取りそろえている。
ボディーサイズと重量は以下の通り。
ボディーカラーはPink(ピンク)、Blue)(ブルー)、Midnight(ミッドナイト)、Starlight(スターライト)、(PRODUCT)REDの5つとなる。
日本のApple Store(店頭/Web)における税込み販売価格は以下の通り。
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