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» 2021年09月15日 04時33分 公開

「iPhone 13 Pro/13 Pro Max」登場 120Hz駆動のディスプレイ搭載、1TBモデルも

Appleが「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」を発表した。パフォーマンスやカメラ性能、バッテリー駆動時間を向上させたフラグシップモデル。ディスプレイがProMotionに対応し、コンテンツに応じてディスプレイの駆動速度を10Hzから120Hzまで自動で調整する。

[田中聡,ITmedia]

 米Appleが9月14日(現地時間)、「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」を発表。9月24日に発売する。9月17日21時に事前予約を開始し、9月24日に発売する。国内キャリアではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが取り扱う。

iPhone 13 Pro 4色で展開する「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」

 iPhone 13 Pro/13 Pro Maxは、パフォーマンスやカメラ性能、バッテリー駆動時間を向上させたフラグシップモデル。カラーはグラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルーの4色で展開する。2モデルとも、iPhoneでは初めて1TBのストレージを用意している。

 iPhone 13 Proの価格は128GBが12万2800円(税込み、以下同)、256GBが13万4800円、512GBが15万8800円、1TBが18万2800円。

 iPhone 13 Pro Maxの価格は128GBが13万4800円、256GBが14万6800円、512GBが17万800円、1TBが19万4800円。

 デザインはiPhone 12 Pro/12 Pro Maxを継承しているが、TrueDepthカメラシステムを再設計することで、ノッチが20%小さくなった。ディスプレイは13 Proが6.1型、13 Pro Maxが6.7型のSuper Retina XDR(有機EL)を搭載。屋外で最大1000にとのピーク輝度に対応する。

iPhone 13 Pro ノッチのサイズが20%縮小した
iPhone 13 Pro 側面にはステンレススチールを採用

 iPhoneとして初めてProMotionに対応しており、コンテンツに応じてディスプレイの駆動速度を10Hzから120Hzまで自動で調整する。速い動きが不要なときは駆動速度を下げることでバッテリー消費を抑える。ProMotionはiOSに最適化されており、スワイプやスクロールをする際、指の速度に合うようフレームレートを調整する。

iPhone 13 Pro ディスプレイは10Hz〜120Hzの駆動に対応する

 プロセッサは「A15 Bionic」にバージョンアップし、2つの新しい高性能コアと4つの新しい高効率コアを持つCPUを搭載する。5コアのGPUは、他のスマートフォンのプロセッサよりも「最大50%速い」ことをAppleはうたう。Neural Engineも高速になり、カメラのシネマティックモードやスマートHDR 4などの機能を利用する際、1秒間に最大15.8兆回の演算処理を行う。ISPはノイズ低減とトーンマッピングが強化された。

iPhone 13 Pro CPU、GPU、Neural Engineが高速化した「A15 Bionic」を搭載

 アウトカメラは広角、超広角、望遠の3つを搭載しており、その構成自体はiPhone 12 Pro/12 Pro Maxと同様だが、カメラ機能は「最大の進化」だとAppleは強調する。焦点距離77mmの望遠カメラは3倍の光学ズームに対応し、超広角から望遠まで6倍のズーム範囲を持つ。焦点距離13mmの超広角カメラはF値が1.5となってより明るく撮影できることに加え、最短2cmの距離でピントを合わせられるマクロ撮影にも対応する。広角カメラは焦点距離26mmでセンサーシフトの光学式手ブレ補正に対応する。3つのアウトカメラとインカメラの全てでナイトモードを利用できる。

iPhone 13 Pro より明るく撮影できるようになった3眼カメラ
iPhone 13 Pro 微細な描写も可能になるマクロ撮影にも対応

 写真の新たな撮影機能として「フォトグラフスタイル」も用意。「鮮やか」「リッチなコントラスト」「暖かい」「冷たい」といった編集をリアルタイムで行いながら撮影できる。さらに、指定した部分だけの画質を調整することもできる。

iPhone 13 Pro 撮影時に編集を同時に行える「フォトグラフスタイル」

 動画撮影機能では「シネマティックモード」が広角、望遠、インカメラで利用できる。被写体がフレームに入りそうなタイミングを予測し、自動でフォーカスを合わせる他、撮影後にフォーカスを変えたり、ボケ効果のレベルを調整したりできる。忠実に色を再現し、低い圧縮率で撮影できる「ProRes」での動画撮影も可能になる。

iPhone 13 Pro 撮影後も編集可能な「シネマティックモード」

 バッテリー駆動時間はiPhone 13 Proは12 Proから最大1.5時間長く、iPhone 13 Pro Maxは最大2.5時間長くなった。MagSafeやワイヤレス充電にも引き続き対応する。

 対応バンドは以下の通り。5Gはバンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n71、n77、n78、n79。FDD-LTEはバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71、TD-LTEはバンド34、38、39、40、41、42、46、48となる。5GはSub-6のみ対応し、ミリ波には対応しない。

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