KDDIと沖縄セルラー電話は12月20日から、au携帯電話サービスの解約後もキャリアメールを継続して利用できるサービス「auメール持ち運び」の提供を開始する。月額料金はメールアドレス1つ当たり330円(税込み)となる。
auメール持ち運びは、au携帯電話サービスを解約した後も「ezweb.ne.jp」「au.com」ドメインのメールアドレスを他ブランド(UQ mobile、povo)や他社の携帯電話サービスなどで継続して利用できるサービスだ。
申し込む条件は以下の通りで、全てを満たす必要がある。
(※1)au携帯電話の電話番号をau IDとして利用していた場合、解約後にau IDが変更される場合があります(詳細情報)
申し込みはサービスサイト内に12月20日以降に出現するリンクから行える。月額料金の支払い方法は以下の通りとなる。
このサービスを使って持ち運んだメールアドレスでは、以下の機能を利用できる。
(※2)「アドレス帳受信設定」は利用不可。また個別設定は初期化される(再設定が必要)
(※3)自動転送の転送先変更は2022年春に対応予定(サービス開始当初は変更不可)
メールサーバの保存容量は400MB(最大5000件)となる(※4)。au携帯電話サービスの解約前にメールサーバに保存してあったメールは、auメール持ち運びを契約することで引き継ぐことができる。ただし、au携帯電話サービスの解約からauメール持ち運びの契約までに届いたメールは保管されない(届かない)ので注意しよう。
(※4)au携帯電話サービス解約前に「au Webメール」を申し込んでいて、かつ「auスマートパスプレミアム」または「auスマートパス」のいずれかを契約していた場合、解約後もauスマートパス(プレミアム)を継続すると1GB(最大2万件)となる
メールは以下のいずれかの方法で送受信できる。スマホやタブレットでなくても利用できる
IMAPに対応するメールアプリを利用する場合、送受信に必要な設定情報を申し込みページから確認できる。
以下の条件のいずれかに当てはまる場合、auメール持ち運びを申し込めない。
また、UQ mobileメール(uqmobile.ne.jp)とビジネスメールアドレス(xxx.biz.ezweb.ne.jp/xxx.biz.au.com)でもauメール持ち運びを申し込めない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.