人気の「Xperia」がauで初めて登場するのは、2011年5月発売の「Xperia acro IS11S」だ。
auでも多くのユーザーを獲得し、数多くのXperia端末を扱っている。本体が弧を描く「Xperia VL SOL21」(2012年)、ソニーの技術を結集したカメラを搭載した「Xperia Z1 SOL23」(2013年)、6.4型ディスプレイ搭載の“ファブレット”「Xperia Z Ultra SOL24」(2014年)などが2010年代前半に登場している。
その後もグローバルで発表されたモデルをベースにしたau向けモデルが継続して登場している。1.0型イメージセンサーを搭載した最新モデルの「Xperia PRO-I」は、キャリアモデルとしてではないが「au +1 collection」で販売されている。
au最初のGalaxyは、2012年春モデルとして登場した「GALAXY S II WiMAX ISW11SC」。「GALAXY S II」をベースにしたWiMAX搭載スマホだった。
歴代のGalaxy Sシリーズだけでなく、大型ディスプレイとスタイラスペンを備えたGalaxy Noteシリーズも取り扱いを続けた。2016年にはミドルレンジの「Galaxy A8 SCV32」を採用。日本市場ではそれまでフラグシップSシリーズやNoteシリーズを展開していたが、普及価格帯のAシリーズは日本のキャリアでauが初めて投入した。
また、auは高額なフォルダブルスマホも積極的に取り扱っている。「Galaxy Fold SCV44」を皮切りに、「Galaxy Z Fold2 5G SCG05」「Galaxy Z Flip 5G SCG04」「Galaxy Z Fold3 5G SCG11」「Galaxy Z Flip3 5G SCG12」を発売した。Galaxyシリーズの充実度は日本の大手キャリアで最も高いといえる。
シャープはau初のAndroidスマートフォンIS03を製造しており、auにも数多くの端末を提供している。AQUOSを冠するスマホが登場するのは、2011年5月発売の「AQUOS PHONE IS11SH」。タッチパネルに加え、スライドするとテンキーが現れ、ケータイのように文字入力ができた。
2012年からは、auのフラグシップAQUOS PHONEには「SERIE(セリエ)」というサブネームが付くようになる。コンパクトモデルの「AQUOS PHONE SERIE mini」もシリーズ化した。
現在に続くシリーズ、AQUOS Rは「AQUOS R SHV39」、AQUOS senseは「AQUOS sense SHV40」でともに2017年発売、AQUOS zeroシリーズは2020年発売の「AQUOS zero2 SHV47」から取り扱っている。
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