携帯市場は1月18日、同社のWeb通販サイト「みんなのすまほ」において、2021年12月度の中古スマートフォンの販売台数が過去最高を更新したことを発表した。同社では3月が最繁忙期(≒一番販売台数の多くなる月)であることから、今後も販売台数の記録を更新する可能性があるという。
みんなのすまほでは、中古スマホの単月販売台数の最高値を2021年9月から毎月更新しているという。その理由の1つとして「圧倒的なコスパの良いiPhoneが増えてきた」ことを挙げている。
2021年12月のiPhoneの販売ランキングを見てみると、1位は「iPhone 7」の32GBモデル、2位に「iPhone 8」の64GBモデル、3位は「iPhone SE(第2世代)」の64GBモデルが上位に並んでいる。これは11月も同様で、価格の安さだけでなくTouch ID(指紋認証センサー)が付いていることが好感触を得ていることが予想されるという。
一方、買い取りランキングには、8位に「iPhone 13」の128GBモデル、10位に「iPhone 13 Pro」の256GBモデルが入るなど、最新のiPhone 13シリーズの買い取り台数も増加傾向にあるという。買い取り台数が増えると、買い取り価格も徐々に低下していく。それに合わせて販売価格も下降することになるため、今後はiPhone 13シリーズも少しずつ販売価格が下がってくる可能性があるようだ。
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