同じオンライン専用プランとして、auの「povo2.0」では150GBのトッピングを購入できる。料金は1万2980円で、有効期限は180日。料金とデータ容量を月額換算すると2163円で25GBとなるが、パッと見でahamo大盛りと比べてどうなのかが分かりにくい。
まず、1GBあたりの単価はahamo大盛りの49.5円に対し、povo2.0のデータ150GBは86.5円でahamo大盛りの方が安い。だが、これはahamo大盛りで月100GBを使ったという前提での計算となる。ahamoは余ったデータ容量を翌月に繰り越せないため、月間データ容量が100GB未満だと逆に損をする可能性がある。
では、ahamo大盛りでどれだけ利用すると、povo2.0よりお得になるのか。これは、povo2.0とデータ単価をそろえて計算すれば分かる。ahamo大盛りの月額4950円を86.5で割ると、57.2になる。つまり、povo2.0のデータ150GBでahamo大盛りとほぼ同じ月額料金で利用できるデータ容量は約57GBということになるので、1カ月のデータ容量が57GBを超えるユーザーはahamo大盛りの方がお得になる。
ただ、povo2.0のデータトッピングは有効期限内なら自由に使えるので、極端な例だが1カ月だけ100GBを使って、あとの5カ月は10GBずつ使うといった運用も可能。毎月のデータ使用量にムラがあるなら、povo2.0の方がお得になる可能性が高い。
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