JR東日本のきっぷが「Google マップ」の検索結果から購入可能に 「えきねっと」会員登録が必要ショートカットが出なくても慌てない

» 2022年03月29日 17時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月29日、同社のオンラインきっぷ予約サービス「えきねっと」と、Googleのオンライン地図サービス「Google マップ(Google Maps)」との連携サービスの提供を開始した。Google マップで公共交通機関を使う経路を検索すると、一定の条件を満たせば結果“そのまま”のきっぷ(乗車券、特急券など)をえきねっとで予約/購入できる。

 なお、この連携サービスを利用してきっぷを予約/購入する場合は、えきねっとの会員登録(無料)が必要となる。

連携サービスの利用方法

 この連携サービスは、Google マップで公共交通機関を使う経路を検索した際に、JR東日本のエリア内で完結する結果となった場合に利用できる。

 経路の全部または一部をえきねっとで予約できる場合は、検索結果に「チケットを購入 購入元:えきねっと」というショートカットが表示される。これをタップするとWebブラウザに遷移し、えきねっとにおいて検索結果通りのきっぷを購入できるという寸法だ。

 JR東日本のニュースリリース(PDF形式)では、東京駅から長野駅という「駅から駅」のルート検索が例示されている。しかし実際は、駅以外の場所を出発地/到着地にしても、その場所がJR東日本のエリアに収まるなら連携機能を利用できることがある。

 例えば「アイティメディア本社(東京都千代田区紀尾井町)」から「善光寺(長野県長野市)」に行く経路を検索すると、以下のルートが最優先で表示される。

  1. 徒歩→四ツ谷駅→(中央線快速電車)→東京駅→(北陸新幹線)→長野駅→(バス)→善光寺西バス停→徒歩
  2. 徒歩→四ツ谷駅→(東京メトロ丸ノ内線)→東京駅→(北陸新幹線)→長野駅→(バス)→善光寺西バス停→徒歩

 上記のルートは、途中の「東京駅→(北陸新幹線)→長野駅」においてJR東日本の新幹線(特急列車)を利用する。そのため、今回の連携サービスを利用してきっぷの購入/予約ができる。えきねっとにおけるきっぷの購入方法は以下の記事を参照してほしい。

連携購入 えきねっとできっぷを購入できるルートの場合、検索経路案内の上方にリンクが表示される。このリンクをタップするとWebブラウザに遷移して、検索結果に示された経路のきっぷの予約に進める

うまく連携できない場合もあるがあきらめてはいけない

 先述のニュースリリースの例示や筆者が示した例では、うまくリンクが表示された。しかし全ての例でリンクがうまく表示される訳ではない

 例えば、同じ北陸新幹線でも「東京駅→上越妙高駅」という駅同士を結ぶ経路で検索をしてみると、先に出てきたような購入リンクが表示されなかった。しかし諦めてはいけない。検索結果の末尾にある「交通機関情報」をタップし、次の画面内に「切符を購入」というリンクが表示されている場合は、そのリンクをタップすればえきねっとに遷移できる。

上越妙高 東京駅から上越妙高駅までのルート検索をすると、JR東日本エリアで完結しているのに先ほどのリンクが表示されない。その場合は、経路の部分を一番下までスクロールして「交通機関情報」をタップしてみよう。情報に「切符を購入」のリンクがあれば、えきねっとにジャンプできる

 JR東日本管内で完結する在来線の特急列車も、同様に結果画面にリンクが出てこないことがある。交通機関情報をタップして、次の画面で切符の購入リンクがあるかどうかを確認してみよう。

在来線 「新宿駅から松本駅」のルートで特急あずさ号が提示されるにも関わらず、リンクは出てこない。交通機関情報をタップすると切符を購入のリンクがあるので、そこからえきねっとにジャンプしよう

 この他、いろいろと経路検索を試しているが、予約連携できたりできなかったりするケースも見受けられる。データベースの最適化が進めば、このような事象はなくなるだろう。

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