米Googleは5月11日(現地時間)、年次開発者会議「Google I/O」で、新たな廉価版オリジナルスマートフォン「Pixel 6a」を発表した。世界のGoogleストアで7月21日に予約受け付けを開始する見込み。フラグシップのPixel 6シリーズと同じオリジナルSoC「Google Tensor」を搭載しつつ、Google Storeでの販売価格は5万3900円と、昨年8月発売の「Pixel 5a(5G)」より2200円安い。
Pixel 5a(5G)の後継で、昨年10月発売の「Pixel 6」シリーズの廉価モデルという位置付けだ。
主なスペックは以下の通り。先代のPixel 5a(5G)と比較してみた。
モデル名に(5G)とついていないが、5G対応だ。Google Tensor搭載と引き換えにディスプレイサイズ、メインカメラの超広角の画素数、バッテリー容量を下げることで、価格を抑えたようだ。また、ついにaシリーズからヘッドフォンジャックがなくなった。
Googleによると、性能はPixel 5a(5G)の5倍という。
カラーバリエーションが先代より増え、Sage(緑)、Chalk(薄いグレイ)、Charcoal(濃いグレイ)の3色になった。
搭載OSは現在最新の「Android 12」だが、今秋リリース予定の「Android 13」にいち早くアップデートできる見込みだ。スペックなどは既にGoogleストアで確認できる。
Google、「Pixel Watch」を発表 発売は今秋
「Android 13」の初パブリックβリリース Pixel端末にインストール可能に
Googleの新スマホ「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」正式発表 10月28日発売 直販価格は7万4800円から
Googleがお手頃5Gスマホ「Pixel 5a (5G)」を8月26日発売 防水・防じん対応で直販価格は5万1700円Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.