NTTドコモは7月1日から、映像サービス「ひかりTV」の提供を開始する。月額料金は1100円(税込み、以下同)からで、定期契約期間の設定はない。利用には同社が指定する光インターネット回線の契約が必要となる。
なお、新しいひかりTVの提供開始に伴い、NTTぷらら(7月1日付でNTTドコモと統合)が提供する「ひかりTV(旧ひかりTV)」と、ドコモが提供する「ひかりTV for docomo」への新規加入の受付は6月30日をもって終了する。同日までに契約した場合は、これら旧サービスの利用を継続できる。
新しいひかりTVには、以下の3プランが用意される。いずれのプランも初回申し込みから31日間は無料となる。先述の通りいずれのプランにも定期契約の設定はないため、いつ解約しても解約金(契約解除料)は発生しない。
いずれのプランも、月額料金に対して「dポイント」が付与される。さらに、基本放送プラン以外については「DAZN for docomo」とのセット割(月額220円)と、24カ月間限定の「ひかりTVはじめて割」(月額1100円)も適用できる。
新しいひかりTVの視聴には「ひかりTVチューナー」(STB)が必要となる。対応するSTBは、旧ひかりTVでも利用可能な「ST-3400」「ST-4500」で、ST-3400についてはレンタル提供も行う(有料)。BS4K放送やDAZN for docomoを視聴したい場合は、ST-4500が必要となるので注意しよう。
これらのチューナーにUSB HDDを接続すればTV番組を録画できる他、「ひかりTVアプリ」を使って外出先のスマートフォンやタブレットから録画した番組をリモート視聴することも可能だ。
(※1)ひかりTVの「プレミアムチャンネル」として契約することで視聴可能です
(※2)BS4K放送を視聴する場合は「ST-4500」が必要です(他のチューナーには対応していません)
(※3)BS4K放送は録画やリモート視聴(宅内含む)に対応していません
新しいひかりTVは、旧ひかりTV/ひかりTV for docomoと同様にサービス自体はキャリアフリーで、ドコモの携帯電話回線なしでも利用できる。ただし、サービスの特性から以下のいずれかの光インターネットサービスと組み合わせて使う必要がある。
(※4)ファミリータイプ(戸建て向け)とマンションタイプ(集合住宅向け)のいずれも対応しますが、回線の仕様や契約しているプランによっては利用できない場合があります
(※5)個人名義の回線でのみ申し込めます
先述の通り、旧ひかりTVを6月30日までに契約したユーザーは、7月1日以降も従前のサービスを継続利用できる。ただし、旧ひかりTVの利用に対する「ぷららポイント」の付与は6月利用分をもって終了する。ポイントの有効期限は「2023年3月31日まで」となる。
旧ひかりTVユーザーがひかりTVの利用でdポイントを獲得したい場合は、7月1日以降に旧ひかりTVを解約した上で、新しいひかりTVを改めて新規契約する必要がある。ただし、普通に旧ひかりTVを解約するとひかりTVチューナーで録画した番組や購入したコンテンツを引き継げない。
付与されるポイントの変更を目的として旧ひかりTVの解約を希望するユーザーは、7月1日以降に「ひかりTVカスタマーセンター(電話窓口)」へと連絡してから解約手続きを進めるようにしたい。
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