IDC Japanは、6月8日に国内の従来型携帯電話/スマートフォンの2022年第1四半期(1〜3月)の出荷台数を発表した。
国内市場の従来型携帯電話/スマートフォンの合計出荷台数は前年同期比4.0%増の1015万台で、3Gサービスを終了するキャリアが主に低価格モデルを中心に仕入を増やしたことで前年増となっている。部材不足の影響は若干の納品遅れなど軽微な範囲に留まり、スマートフォンの出荷も同3.8%増の995万台となった。
OS別では、各キャリアや量販店の値引き対象となる旧モデルを中心に出荷が増えたiOSは同6.4%増の480万台。Androidは3Gサービス停止後の乗り換え向け低価格モデルなどの影響で同1.6%増の515万台となった。
ベンダー別はAppleが昨年同期からシェアを1.0ポイント増やし、47.3%でトップ。2位は114万台を出荷したサムスン(シェア11.3%)、3位は106万台出荷のシャープ(同10.4%)、4位は101万台を出荷したFCNT(同10.0%)、5位は90万台出荷の京セラ(同8.9%)となる。
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