先日、iPhoneの標準アプリ「リマインダー」で色分けやアイコン分けでリストを目立たせる方法を紹介した。今回は「スマートリスト」という機能を使って、指定した条件のリマインダーだけを抽出する方法を紹介する。
まずリマインダーのトップ右下「リストを追加」から「スマートリストに変換」をタップする。すると「日付」「時間帯」「場所」「フラグ」「優先順位」を指定でき、複数指定するとAND検索のように絞り込めるようになる。
「時間帯」は「任意(全て)」「午前」「午後」などアバウトなものしか入力できない一方、「場所」は詳しく設定でき、さらに通知する範囲も設定できる。例えば「秋葉原駅」と入力した場合、その周囲半径何mで通知するかまで決められる。筆者は買い物をする店舗の周囲300m程度を設定している。
ただ難点が1つある。項目ごとに時間や場所を詳しく設定しなければ抽出されないため、「○○を買う」「○○に行く」などと入力しただけでは意味をなさないのだ。
iOSのアップデートで文字検索にも対応してほしいところだが、現在使える機能だけでも全てのリストをまたいで抽出できるので使いやすいといえる。「忘れないようにリマインダーを登録したが、登録したことを忘れた」ということの多い人に利用をおすすめしたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.