まだPCがネット上の主なコミュニケーションツールだった時代、「(゚Д゚)」「(‘・ω・`)」のようなアスキーアートが生まれた。現代ではアラビア語やジョージア文字などを使い、さらに複雑かつかわいらしい顔文字が生まれている。これらをiPhoneで自作したいと思ったら、「キーボードを追加」でチャレンジしよう。
キーボードは「設定」アプリの「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」で追加できる。フリック入力が可能な場合、キーボード式で入力するもの(PC)と選択できる。一般的にかわいらしい顔文字で使われている文字は「アラビア語」「ジョージア語」をメインに使っていることが多い。
追加したキーボードは入力中に地球儀のマークを長押し(ロングタップ)してキーボード一覧を表示させてから選択するか、地球儀マークを何度かタップすれば切り替えられる。この点は通常の英字配列との切り替えと同じだ。
「ではどう顔文字を作るのか」というと、ほとんど「気合と根気」に近い。英語やロシア語などヨーロッパ圏の文字は1文字ごとが独立しているため分かりやすいが、アラビア語は文字をつなげて書く性質上、入力時に変形する。半角スペースを挟むなどしてうまく入力しよう。ポイントは「これは口っぽい」「これは目かもしれない」という「見立て」にある。ともあれ、オリジナリティーあふれる顔文字を作りたい人は、ぜひチャレンジしてみてほしい。
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