ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は7月26日、新型スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT3 Pro」を発売する。税込みの想定販売価格は以下の通りとなる。
HUAWEI WATCH GT3 Proは、「HUAWEI Watch GT3」の最上位モデルという位置付けである。ボディーにプレミアム素材を採用し、ディスプレイガラスに透明性を高めた「サファイアガラス」を採用することで高級感をより高めたことが特徴だ。
HUAWEI WATCH GT3 Proは、ヨーロッパ連合が定めたダイビング(潜水)アクセサリーに関する規格「EN 13319」に準拠しており、水深30mのフリーダイビング中でも機能するという(※1)。従来モデルと同様にIP68等級の防塵(じん)/防水性能や5ATM(5気圧)の耐水圧性能も確保している。
このことを生かして、深度センサーを利用したリアルタイムのフリーダイビングデータを取得する機能も用意されている(※2)。
(※1)付属のレザーバンドやメタルバンドは水泳や潜水に対応していないため、別のバンドを利用することが推奨される(アクティブモデルの付属バンドは対応)
(※2)スキューバダイビングやテクニカルダイビングのデータ取得には非推奨。なお、海水で使用した後はすぐに真水で洗浄する必要がある
OSは「HarmonyOS 2」を採用しており、無線通信はBluetooth 5.2に対応している。専用アプリをインストールしたスマートフォン(Android 6.0以降またはiOS 9.0以降)とペアリングして利用可能だ。
43mmモデルはナノセラミック製のケースにセラミック製のリアケースを組み合わせた“ほぼフルセラミック”なボディーとなっている。ナノセラミックはファーウェイとしては初めて採用した素材で、1500度の窯で7日間焼いて作られたという。竜頭(りゅうず)はステンレススチール製で、球体のセラミックが埋め込まれている。
ディスプレイは約1.32型有機EL(円形)で、バッテリー駆動時間は通常利用で最長7日間、ヘビーユースで最長4日間となる。
46mmモデルはチタン製のケーブルにセラミック製のリアケースを組み合わせたケースを採用している。43mmよりも大きく大容量のバッテリーを備えているが、ケースの重量は約53gと43mmモデル(約50g)よりも3g重い程度で済んでいる。
ディスプレイは約1.43型有機EL(円形)で、バッテリー駆動時間は通常利用で最長14日間、ヘビーユースで最長8日間となる。
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