最後は人物編。ポートレートモードである。
自撮り用のカメラは約1260万画素だ。
なお、動画は4Kにも対応。
4Kでも30fpsならAIライブシャッター(撮影しながらAIが自動的にポイントポイントで静止画も撮ってくれる機能を使える。
また、4Kで120fpsの4倍スローモーション動画や8Kビデオにも対応している。
8K動画も撮れるが、8K時は手ブレ補正が効かないとか最長で1分の制約があるので常用にはまだ早いかな。
で、まとめると、AQUOS R7はR6と比べると、センサーサイズやレンズは同じだけど、カメラ性能がかなりランクアップした端末なのだった。写りに好みはあるだろうけど、R6よりR7の方が鮮やかでAIが頑張った画作りをしてくれる。デジカメっぽい写りを期待する人には不満もあろうが、私はR7の方がシャープらしくて好きだ。
自分で画作りをしたい人はマニュアルモードでRAWで撮ればいいし。
そして細かいことだけど、カメラを起動したときのオプションに「広角で起動する」が付いた。AQUOS R7の素の姿は「19mm相当の超広角カメラ」なので、19mm相当で起動するオプションはうれしい。超広角スナップをベースに、必要に応じて1x、2xと上げていくのがいいと思う。望遠で撮っても2〜3xくらいならまったく問題ない画質だ。
かくして、スマートフォン用に開発された新型センサーを使ったことやAIや画像処理の進化により、ワンランクアップしたのがAQUOS R7なのである。
撮影時のレスポンスに気になる点はあったけど、このクオリティーならシングルカメラで十分いけるじゃん、と思わせてくれた。ちょいと大きくて高価だけれどもカメラ好きは要注目だ。
モデル:長谷川実沙
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