楽天モバイルは、8月16日19時10分頃に発生した、キャリアメール「楽メール」のシステム障害について、一部の機能を除き復旧したと案内している。
障害により楽メールの申し込み、設定、利用ができなかった。同日19時10分頃から23時5分頃までに楽メールの申し込みや設定変更を行った場合、正しく受け付けできないとしている。
同期間中にメールが送られた場合、受信に遅れが生じる、もしくは受信できない可能性があるという。メールの受信は問題なく行えるが、メール受信をユーザーへ知らせるプッシュ通知は引き続き使えないとしている。
楽メールがご利用しづらい事象について
楽メールの提供は7月1日9時に始まった。新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の契約者を対象に提供され、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」から、楽天モバイル独自ドメインのメールを無料で利用できる。
ドメインは「@rakumail.jp」。一斉送信できる件数は200件、メールボックスの最大容量は1GB、最大件数は50万件、受信メールの最大容量は50MB、送信メールの最大容量は25MB、添付ファイルの最大容量は1ファイルあたり10MBとなる。
楽メールのイメージ
2022年8月18日10時27分追記
このシステム障害は、8月17日11時56分頃まで続いた。同日12時30分、復旧に関する案内があった。
- 楽天モバイルのキャリアメール、7月1日から提供 名前は「楽メール」
楽天モバイルが、2022年7月1日9時からキャリアメール「楽メール」を提供する。メールアドレスは「〜@rakumail.jp」で、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」から利用する。50MBまでのメールを受信でき、迷惑メールフィルター機能も用意している。
- 楽天モバイル、「楽天メール」を7月から提供 ドメインは@rakumail.jp
楽天モバイルが「楽天メール」の提供を7月1日に開始する。新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の契約者を対象に提供され、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」から無料で使える。ドメインは「@rakumail.jp」で、GmailやYahoo!メールとのやりとりが可能だ。
- 「Rakuten Link」のiOS向けアプリが登場
楽天モバイルは、App Storeで「Rakuten Link」アプリiOS版の配信を開始した。iOS 13以降のiPhoneで利用できる。Android版で利用できる「ニュース 」「ウォレット」機能と「ビデオ通話(β版)」は、現時点では利用できない。
- 楽天モバイル、新プランで0円廃止後も「実質0円」で運用するには?
楽天モバイルの新プランでは、通信量が0GB〜3GBまでは1078円(税込み)になり、0円での維持はできなくなります。楽天市場で頻繁に買い物をするのであれば、楽天モバイルを利用し続けるメリットもあります。では、楽天でどれだけ買い物をすれば、Rakuten UN-LIMIT VIIの1078円の元が取れるのか。
- 楽天モバイル“0円撤廃”で業界に波紋 常識を覆す新プランは受け入れられるのか
楽天モバイルが新たに発表したプラン「UN-LIMIT VII」への反響は、これまでとは様相が異なっている。ネットでは「改悪」との声が多く、料金プランが自動移行されることに対しても批判が集まっている。悪い意味で“常識を覆す”モットーを実行してしまった楽天モバイルだが、挽回のチャンスはあるのか。
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