値上げ時代のお得なスマホの買い方:量販店の特価販売を狙う

» 2022年08月18日 06時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 短期集中連載としてお届けしている、お得なスマホの買い方。円安などの影響でiPhoneを中心に値上げされたことで、高額なスマートフォンを買いづらい状況が続く。そんな高額なスマホを少しでも安く手に入れる1つの方法をご紹介する。

量販店の特価販売を狙う

一括1円のケース

 大手家電量販店では2022年1月ごろから、iPhoneを中心に実質負担額1円や23円など、大幅値引きに関するポスターが目立つようになった。その詳細を見ていこう。

 まず1例目として紹介したいのが一括1円販売だ。これはau、povo1.0を除く他社からUQ mobileに乗り換えた上で、 「増量オプションII」に加入すると、「AQUOS wish」が一括1円で購入できるという内容。内訳は本体価格が2万6180円で、家電量販店独自の割引が2万2000円、対象機種限定特典で−4179円で、支払い総額が1円となる。

 この対象機種限定特典には新規契約、他社からの乗り換え、機種変更に加え、回線契約なしで端末のみを購入する場合も含まれる。

mobile 24円 1円 一括1円のケース

毎月1円のケース

 次に紹介するのはポスターに「お客さま負担額が毎月1円」との記載があるケースだ。

 これは指定の条件を満たせば、iPhone SE(第3世代)を毎月24円で維持できるという内容だ。条件はソフトバンクの端末購入プログラム「新トクするサポート」を使ってiPhone SEを48回払いで購入する、または5歳から22歳までの人が新規契約し、メリハリ無制限という料金プランへ加入すること。

 通常価格は7万3440円だが、他社からの移行/5〜22歳による新規契約/機種変更/端末単体購入のいずれかをクリアすれば1万4712円引きになる。さらに、他社からの移行/5〜22歳が新規契約しメリハリ無制限に加入すると2万1984円引きに。7万3440円から各種割引の合計額である3万6696円を引くと3万6744円になる。

 この3万6744円を48回払いに設定し、25カ月目以降に新トクするサポートへ申し込み、その翌月末までにソフトバンクにiPhone SE(第3世代)を返却すると、最大24回分の残金が不要になる。つまり約2年間、iPhone SE(第3世代)を毎月1円(×24回で24円)でレンタルできるようなイメージだ。

mobile 24円 1円 機種代金が約2年間は毎月1円になるケース

双方の注意点は?

 ここまで、一括1円のケースと、毎月支払う機種代金が約2年間は24円になるケースについて述べたが、最後に双方に共通する注意点に触れておく。

 これらはあくまでも2022年8月時点の、東京都内の某家電量販店で掲示されていたポスターの内容で、他の店舗とは内容が異なる可能性がある。

 いずれも不定期で行われているため、仮に記事やSNSで同様の情報を得たからといって、必ずしも来店時にキャンペーン特典を受けられるとは限らないので注意したい。

 皆さんの近くにある量販店で、同様のキャンペーンが実施されているか、チェックしてみるといいだろう。

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