UQコミュニケーションズは8月19日、2.5GHz帯を利用する5G通信サービスの提供開始を2022年12月以降に延期することを発表した。当初は9月1日から順次提供する予定だった。
同社では、保有する周波数帯の利用効率を高めるため、東名阪エリアの主要都市から順次、WiMAX 2+で利用している2.5GHz帯の一部を5G通信サービスに転用する計画を立てている。これに伴い、WiMAX 2+の下り最大通信速度(理論値)が440Mbpsから220Mbpsに“半減”する予定となっている。
通信速度が順次低下することを受けて、同社と同社回線を利用するMVNO(KDDIと沖縄セルラー電話を含む)では、WiMAX+5G(au 5G)対応ルーターへの契約移行(変更)を優遇するキャンペーンを実施している。
5Gへの転用によってWiMAX 2+の最大通信速度(理論値)が減少する予定のエリアは、Webサイトから確認できる。東京23区近郊では山手線内や繁華街が主な対象で、住宅街は対象外となっているケースが多いようだ
UQ、WiMAX 2+の周波数帯(2.5GHz帯)で5Gサービスを提供 9月1日以降順次
UQコミュニケーションズが「WiMAX +5G」の通信制限ポリシーを一部変更 大量通信ユーザーにおける混雑時間帯の制限を弾力化
UQ、「WiMAX +5G」の期間条件なしプランを月額4950円に値下げ
UQ WiMAX +5Gの「ギガ放題プラス」が11月25日から新プランに移行 旧プランは受付終了へ
「auスマートバリュー」「UQ mobile 自宅セット割」の対象が拡大 WiMAX +5Gルーターも対象にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.