どちらが買いか? 「OPPO Reno7 A」と「Redmi Note 11 Pro 5G」を使い比べて分かったこと(1/3 ページ)

» 2022年08月20日 10時00分 公開
[村元正剛ITmedia]

 5月30日にXiaomiが発売した「Redmi Note 11 Pro 5G」(以下、Redmi Note 11 Pro)と、6月23日にオウガ・ジャパンが発売した「OPPO Reno7 A」(以下、Reno7 A)は、機能やスペックに共通点が多い。どちらもプロセッサにはミッドレンジ向けの「Snapdragon 695 5G」を採用。ディスプレイやカメラの仕様は異なるものの、eSIMやおサイフケータイに対応し、発売時の希望小売価格はともに4万4800円(税込み)だった。今夏、売れ筋のミッドレンジ市場で競合する2モデルの使い勝手を比較してみた。

スペックはRedmi Note 11 Proが若干優勢

 まずは2モデルの主なスペックを比較しておこう。

 注目すべき違いは、画面サイズ、カメラの仕様、内蔵スピーカー、急速充電の規格、防水防塵の等級といったところだろう。単純にスペックだけを比べると、Redmi Note 11 Proに軍配が上がりそうだ。では、実際の使い勝手やパフォーマンスはどうなのだろうか。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A OPPO Reno7 AとRedmi Note 11 Pro 5Gのスペック比較

Reno7 Aは持ちやすいサイズ感と新味のある背面パネルが魅力

 Reno7 Aのディスプレイは約6.4型で、大画面化が進むAndroidスマホの中では、控えめの大きさだ。Redmi Note 11 Proは約6.67型の画面を搭載しているため、本体サイズもひと回り大きい。Reno7 Aの横幅は約73.4mmで、重さは175g。一方、Redmi Note 11 Proの横幅は76.1mmで、重さは202g。手にしたときの安定感や片手での操作のしやすさではReno7 Aに優位性がある。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A 左がOPPO Reno7 A、右がRedmi Note 11 Pro 5G
Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A Reno7 Aの方が横幅が細く、安定したホールド感が得られる

 どちらもディスプレイはフラットで、背面パネルもフラット。全体的に“板”っぽく、昨今のトレンドを踏まえたデザインになっている。Reno7 Aは右側面に電源キー、左側面にボリュームキーを配置。Redmi Note 11 Proは右側面に電源キーとボリュームキーを搭載し、左側面には何もない。Reno7 Aはディスプレイ内に指紋センサーを搭載し、Redmi Note 11 Proは電源キーが指紋センサーを兼ねる。どちらが使いやすいかはユーザーの好みによるだろうが、ディスプレイ指紋センサーは左右どちらの手で持っても認証しやすいと感じた。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A 左がReno7 A、右がRedmi Note 11 Pro。Redmi Note 11 Proの電源ボタンには指紋センサーが搭載されている
Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A Reno7 Aの指紋センサーはディスプレイ内に搭載され、画面オフの状態から指を当てるだけでロックを解除できる
Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A Reno7 Aの左側面にはSIM/microSDスロットとボリュームキーを搭載

 Reno7 Aは底部にイヤフォンジャックとスピーカーを搭載している。一方、Redmi Note 11 Proは上部にイヤフォンジャックがあり、スピーカーは上部と底部それぞれに搭載している。Reno7 Aのシングルスピーカーも音量はかなり大きくできるが、Redmi Note 11 Proのデュアルスピーカーはバランスよく左右から出力され、横向きにして映画を見るときには好都合だ。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A Redmi Note 11 Pro(上)の上部にはイヤフォンジャックとスピーカーを搭載
Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A Reno7 A(上)は底部にUSB Type-Cポートとイヤフォンジャック、スピーカーを搭載。Redmi Note 11 Pro(下)はUSB Type-CポートとSIM/microSDスロット、スピーカーを搭載

 好みが大きく分かれそうなのが背面パネルの質感だ。Reno7 AはOPPO独自の「OPPO Glow」という加工技術によって、細かいラメをちりばめたような光沢を持たせつつ、サラサラとしたマットな質感に仕上がっている。これまではなかった新しさを感じる質感で、多くの人に好まれそうだ。一方、Redmi Note 11 Proはガラスを用いた光沢仕上げ。カラバリは3色から選べるが、アトランティックブルーには光の当たり方によって表情が変わる水面のような模様がデザインされている。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A 左がReno7 A、右がRedmi Note 11 Pro。どちらも背面パネルだが、質感は大きく異なり、好みは分かれるだろう

ディスプレイ性能はRedmi Note 11 Proが一歩リード

 ディスプレイは、画面サイズは異なるが、解像度はどちらも1080×2400ピクセル。公開されているスペックでは、リフレッシュレートがReno7 Aは最大90Hzであるのに対して、Redmi Note 11 Proは最大120Hz。最大輝度がReno7 Aは600ニトであるのに対して、Redmi Note 11 Proは1200ニトといった違いがある。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A リフレッシュレートはReno7 Aが最大90Hz(左)、Redmi Note 11 Proは最大120Hz(右)という差がある

 明るさを最大にして、Webページの見やすさを比べてみたが、優劣をつけるほどを差は認められなかった。だが、同じ画像を表示させてみると、Redmi Note 11 Proの方がコントラストが高く、鮮やかな色で表示された。Redmi Note 11 Proはディスプレイの色調を細かく調整できる機能も備えており、ディスプレイの性能ではRedmi Note 11 Proに軍配が上がる。

Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A 左がReno7 A、右がRedmi Note 11 Pro。文字の視認性にはほとんど差はない
Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A 左がReno7 A、右がRedmi Note 11 Pro。同じ画像を表示させると、Redmi Note 11 Proの方が若干鮮やかに表示された
Redmi Note 11 Pro 5GとOPPO Reno7 A Redmi Note 11 Proはディスプレイ画質を細かく調整可能
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