ドコモメールに送信ドメイン認証技術を導入 なりすましメールの判別精度向上へ

» 2022年08月23日 17時31分 公開

 NTTドコモは、8月23日にドコモメールに送信ドメイン認証技術「DMARC」「DKIM」を導入した。

NTTドコモ ドコモメールに送信ドメイン認証技術「DMARC」「DKIM」を導入

 本技術の導入により、悪意のある第三者が送信するなりすましメールを高い精度で判別可能になる。なりすましメールと判別した場合は利用者にメールは届かないため、フィッシング詐欺による被害などを低減できるという。

 本技術はドコモメールの「迷惑メールおまかせブロック」「詐欺/ウイルスメール拒否」「ドコモメール公式アカウント」機能を通じて提供。詐欺/ウイルスメール拒否とドコモメール公式アカウントの利用料金は無料だ。

 同社が2021年5月25日に提供開始した「ドコモメール公式アカウント」は送信ドメイン認証技術「SPF」を採用し、公式アカウントから送信された正規のメールと判定できた場合には公式アカウントマークを表示している。DKIMを新たに導入したことで、SPFに加えてDMARCで公式アカウントから送信した正規メールと判定できた場合についても公式アカウントマークを表示するという。

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2024年03月29日 更新
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