米Googleは9月1日(現地時間)、ChromebookのOS「Chrome OS」のバージョン105へのアップデートで、Google Playストア上のAndroidゲームをChromebookのキーボードでプレイできるようにするα段階のテストを開始したと発表した。
Chromebookでは2016年からAndroidアプリを利用可能になっているが、操作は原則、タッチ対応ディスプレイで行う。
今回のテストでは、約30本のゲーム(公式ブログに一覧がある)で、特定のキーに操作をマッピングすることで、キーボードでのプレイが可能になった。ジョイスティックの操作もキーの押下でシミュレートする。
ChromeOS 105搭載のChromebookでテストに参加しているゲームを起動すると、タッチ動作をシミュレートするコントロールを示すキーボードのオーバーレイが表示される。
ゲームによっては、割り当てるキーをカスタマイズできるようだ。メニューやダイアログを開くには、マウスまたはタッチパッドを使う。
Googleは、ゲーム開発者向けに、キーボードとマウスの操作をタッチ対応のAndroidゲームに簡単にマッピングするためのエディタを作成する予定だ。
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