短期集中連載としてお届けしている、お得なスマホの買い方。円安などの影響でiPhoneを中心に値上げされたことで、高額なスマートフォンを買いづらい状況が続く。そんな高額なスマホを少しでも安く手に入れる1つの方法をご紹介する。
SIMロックフリー(以下、SIMフリー)スマホことオープンマーケット端末が、格安SIMの浸透に合わせて幅広いユーザーに選ばれるようになった。OPPO、Xiaomi、モトローラ、ASUS、HTCといったメーカーからさまざまなSIMフリー端末が登場し、メーカーのオンラインショップはもちろん、通販サイトや家電量販店などで販売されている。また近年はキャリア端末を開発する日本メーカーもSIMフリースマホを提供している。
SIMフリースマホは買いやすいミドルやローレンジモデルが充実しているが、最近はハイスペック端末やゲーミングスマホも目立つ。そうした高機能モデルは値段も高額になるが、MVNOのSIM、つまり通信契約と同時に端末を購入すると、メーカー直販価格よりも安く購入できる。気になるSIMフリースマホがあるなら、MVNOのサイトをチェックしてみることをお勧めしたい。
基本的に、どのMVNOでも通信契約とセットで購入すると端末代金は安くなるが、IIJmio、OCN モバイル ONEは取り扱い端末のラインアップが豊富なのでお勧めだ。
例えば、6月下旬に発売された「OPPO Reno7 A」は、メーカー直販サイトでは、10月下旬現在4万4800円(税込み、以下同)だが、OCN モバイル ONEのオンラインショップでSIMとセットで購入すると、新規契約の場合は一括払いで4万1500円(24回払いの場合は月額1729円)と3300円安い。MNPの場合は一括2万7200円(24回払いの場合は月額1133円)となって1万7600円安くなる。
Xiaomiから生まれたゲーミングスマホの「POCO F4 GT」は、メーカー直販サイトでは7万4800円だが、IIJmioのSIMとセットで購入すると、通常価格が一括で6万5980円(24回払いの場合は月額2750円)と8820円安く、MNPでギガプランを契約すると一括で4万5980円(24回払いの場合は月額1916円)となって2万8820円も安くなる。ただし、MNPの価格は2022年10月31日までなので注意したい。
MVNOでは期間限定のセールやキャンペーンで安い場合がちょくちょくあるので、そのチャンスを逃さないことも大切だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.