日本コカ・コーラは11月下旬から、スマートフォンアプリ「Coke ON」で利用できる電子マネーサービス「Coke ON Wallet」のサービスを開始する。サービス開始後は、Coke ON対応自動販売機のうち、「Coke ON Pay」を利用できる約42万台で飲料代の支払いに利用できる。
なお、Coke ON Walletはインフキュリオンが提供する決済プラットフォーム「Wallet Station」を基盤として構築されており、同社が電子マネーのバリューイシュアー(※1)となり、利用ポイントの付与も担当する(※2)。
(※1)プリペイド残高の発行と管理を行う事業者(法的には「第三者前払式支払手段発行者」という)
(※2)ポイントの付与(発行)元は日本コカ・コーラとボトラー各社
Coke ON Walletは、プリペイド電子マネー「Coke ONマネー」と、Coke ONマネーを利用すると付与される「Coke ONポイント」の2種類のサービスを内包するサービスだ。
Coke ONマネーは、日本電子決済推進機構が提供する決済サービス「Bank Pay」に対応する金融機関(11月10日現在において110機関)の預金/貯金口座チャージに対応している。チャージは200円以上1円単位で行える。2023年をめどに、Coke ON対応自動販売機での現金チャージにも順次対応するという(釣り銭チャージを含む)。
なお、Coke ONマネーを1回当たり1000円以上チャージすると、Coke ONポイントが以下の通り付与される。
(※3)キャンペーンとして追加で5%を還元。還元予定額に達した場合は、期間前でも追加還元が終了する可能性がある
Coke ONポイントはCoke ON対応自動販売機での飲料購入時に利用できるポイントだ。
先述の通り、ポイントはCoke ONアプリを使った商品購入(※2)やCoke ONマネーへのチャージによって付与される。各種キャンペーン/プロモーションの一環としてポイントが付与されることもある。
ポイントの利用は、Coke ONマネーで決済する際に「1ポイント=1円」換算で充当する形で行える。
(※2)付与される基本ポイント数は、自動販売機ごとに商品単位で設定できる(特定の商品をポイント付与の対象外とすることも可能)
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