最もハイエンドなiPad Proは処理性能も高く、クリエイティブ向けのモデルです。特に12.9型のディスプレイは色の再現性も高く、写真や動画編集などにも向いています。予算に余裕があるなら、iPad Proを購入しておけば後から不足を感じることはないでしょう。
Magic Keyboardを使えば、ノートPCのようにも利用できます。ただし、Magic Keyboardは重いのが難点。iPad Pro 11型用は約600gと、12.9型用は約700gでどちらもiPad本体よりも重く、キーボードを装着した12.9型のiPad ProはMacBook Airよりも重いです。ノートPC風に使うことをメインで考えるのであれば、素直にMacBook Airを購入した方がいいかもしれません。
iPad Proほどの性能は必要ないものの、それなりにハイスペックなiPadが欲しいという人におすすめのモデルです。写真や動画編集も多少行いつつ、たまにスケッチやイラストを描くこともあるという場合には十分に利用できます。現行iPadの中では、最もコストパフォーマンスに優れているでしょう。
クリエイティブな用途で使うには性能的にやや劣るものの、動画視聴や電子書籍閲覧、キーボードを接続しての文章作成など、幅広く使えるモデルです。第10世代は、本体がUSB Type-Cになったものの、対応するApple PencilがLightningの第1世代というのが難点ではありますが、誰にでも勧められるモデルではあります。また併売される第9世代は、現行モデルでは最も価格が安く、取りあえずiPadが欲しいという人なら検討する価値はあります。
画面サイズが小さいiPad miniは、サブデバイス的にいつでも持ち歩くのに適したデバイスといえます。画面サイズ的にあまりクリエイティブな用途には向きませんが、コンテンツ消費用として、あるいはApple Pencilを使ったメモ書き端末として活躍してくれるはずです。
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