ドコモと三菱UFJ銀行は12月12日、デジタル口座サービス「dスマートバンク」の提供を始めた。dカードやドコモの携帯電話料金など、各種ドコモサービスの利用料金の支払いに利用することでdポイントを付与する。
ドコモは金融サービス仲介業と電子決済等代行業の登録を行い、ユーザー向けの専用アプリを提供し、三菱UFJ銀行は銀行の機能をクラウド化し、専用アプリから利用できる預金口座サービスを提供する。
サービスはdアカウントと三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金」の口座をひも付けて利用する。口座から引き落とすドコモサービスの利用料金に応じて登録後2年間は最大600dポイント、3年目以降は年間最大300dポイントを付与する。
また、1回につき10万円以上の給与か年金の受け取りで1月に5ポイント、年間最大60ポイントを付与する。スーパー普通預金の利用手数料も優遇する。
口座残高は生活費や各種支払いで利用する「おサイフ」と、貯蓄用の「貯金箱」に分けられる。貯金箱では貯蓄の頻度や金額を設定でき、株式会社お金のデザインが提供するサービス「THEO+docomo」と連携した資産運用サービス「はたらく貯金箱」も利用できる。
ドコモ、個人向けに「dスマホローン」を提供 最大年率3.0%の金利優遇
ドコモと三菱UFJ銀行が業務提携 2022年中にdポイントがたまる「デジタル口座サービス」を開始へ 合弁会社の設立も検討
d払い、三菱UFJ銀行のチャージに対応 最大1000ポイントプレゼントも
ドコモ口座、決済や入出金の機能を「d払い」アプリへ統合
ドコモ口座、回線契約のないユーザーにも本人確認 eKYCも導入Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.