ドコモと三菱UFJ銀行のデジタル口座サービス「dスマートバンク」開始 資産運用も可能、利用でdポイント付与

» 2022年12月12日 14時17分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 ドコモと三菱UFJ銀行は12月12日、デジタル口座サービス「dスマートバンク」の提供を始めた。dカードやドコモの携帯電話料金など、各種ドコモサービスの利用料金の支払いに利用することでdポイントを付与する。

 ドコモは金融サービス仲介業と電子決済等代行業の登録を行い、ユーザー向けの専用アプリを提供し、三菱UFJ銀行は銀行の機能をクラウド化し、専用アプリから利用できる預金口座サービスを提供する。

dスマートバンク dスマートバンクのロゴ

 サービスはdアカウントと三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金」の口座をひも付けて利用する。口座から引き落とすドコモサービスの利用料金に応じて登録後2年間は最大600dポイント、3年目以降は年間最大300dポイントを付与する。

 また、1回につき10万円以上の給与か年金の受け取りで1月に5ポイント、年間最大60ポイントを付与する。スーパー普通預金の利用手数料も優遇する。

dスマートバンク 口座サービスの内容

 口座残高は生活費や各種支払いで利用する「おサイフ」と、貯蓄用の「貯金箱」に分けられる。貯金箱では貯蓄の頻度や金額を設定でき、株式会社お金のデザインが提供するサービス「THEO+docomo」と連携した資産運用サービス「はたらく貯金箱」も利用できる。

dスマートバンク アプリのサービス
dスマートバンク メッセージの配信機能も備える。引き落とし予定額が口座残高を上回る場合などに配信する

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