「Snapdragon Satellite」発表 Androidで衛星経由の緊急通報や双方向メッセージが可能にCES 2023

» 2023年01月06日 13時29分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Qualcomm Technologiesは1月6日(現地時間)、CES 2023で、衛星ネットワークを使ったメッセージングおよび緊急連絡サービス「Snapdragon Satellite」を発表した。まずは年内に一部地域で発売されるハイエンドプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」搭載の次世代スマートフォンで利用可能にする計画だ。

 利用するネットワークは米Iridium Communicationsが運用する低軌道衛星インターネットアクセス用衛星コンステレーションだ。Iridiumは、米AppleがiPhone 14で提供する衛星利用のSOS発信サービスで提携する米Globalstarと競合する企業だ。

 iridium Iridiumの低軌道衛星(画像:Iridium)

 Iridiumは発表文で「単一のスマートフォンメーカーを選ぶのではなく、Qualcommと提携することで、多様なスマートフォンブランドをサポートできる。将来的には他の消費者向け端末に拡大する可能性がある」と語った。

 Snapdragon Satelliteは、緊急用のメッセージングだけでなく、SMSや「その他のメッセージングアプリ」もサポートする見込み。緊急時だけでなく、キャリアによるネットワークが提供されていない地域でのメッセージングにも利用できるということだ。

 Iridiumの動画によると、日本も同社のネットワーク圏内のようだ。

 iridium 2 Iridiumネットワークカバー領域(画像:Iridium)

 スマートフォンだけでなく、ノートPC、タブレット、自動車、IoTデバイスなどでの利用にも対応する計画だ。

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