総務省は2月13日、NTTドコモに対して、2022年12月17日と20日に西日本エリアで発生したspモード(データ通信)の障害に関する行政指導を実施した。再発防止策の検討や、他事業者との事象に関する情報の共有などを求めている。
今回の行政指導は、先述の障害についてドコモから受領した事故報告書の内容と総務省による立ち入り検査の結果を受けて、同省の竹村晃一総合通信基盤局長がドコモの井伊基之社長に文章を交付する形で行われた。指導の内容は、大きく分けて以下の5つとなる。
12月に発生したドコモ通信障害の原因は? 総務省に「重大な事故報告書」を提出
西日本エリアで相次いだ「spモード障害」 それぞれ「設備故障」と「工事不具合」が原因か
ドコモの「spモード」で12月20日未明に障害 西日本地区で約2時間利用しづらい状況に(回復済み)
ドコモ、西日本で通信障害 データ通信が利用しにくい状態【復旧】
ドコモの通信障害はなぜ長期化したのか? 障害の告知方法やMVNOの扱いには課題もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.