私たちが、普段誰かとコミュニケーションを取るために使っているLINE。メールと違って、チャット形式でタイムリーにやりとりできる。一対一ではなく、LINEグループを使えば複数人とのやりとりも可能。スタンプを使えば、簡単に自分の感情を伝えられる。そして、相手がメッセージを読んだかどうか一目で分かる既読機能。このような便利な機能がつまっているLINEは多くの人に利用されています。
その反面、数年前からいわれていることですが「LINE疲れ」といったように、LINEのやりとりによって心理的な負担を感じている人もいるようです。
この記事では、10代〜60代の8人に「LINEのやりとりに関すること」についてインタビューした内容をまとめています。インタビュー対象者には弊社の現役携帯ショップ店員、弊社のコンテンツを制作している動画クリエイター、営業部門社員・間接部門社員、筆者の友人などさまざまです。LINEのコミュニケーションの取り方に正解はありませんが、記事を読んで「なるほど、こんな返し方があるのか」「こういったやりとりは相手をイライラさせてしまうのか」そう思っていただければ幸いです。
主に聞いたのは以下のポイントです。
「夜遅くのLINEはマナー違反だと思うか?」も合わせて聞いてみましたが、返ってきた回答としては、「マナー違反というよりも、夜12時を過ぎると寝てしまう。だからメッセージをもらってもLINEを返せない」「夜10時を過ぎるとスマホを見なくなる」「LINEの通知は切っているから何時に送られてきても気にしない」といったように、マナーそのものに関しては特に意識していない回答が目立ちました。ただ、LINEを送ろうとする相手がごく親しい関係にないのであれば、やはり夜10時以降は控えた方がよさそうです。
「既読スルーされていると感じるまでの時間」は本当に人それぞれだと思いますが、「数日後での返信でも気にしない」という意見があったのは意外でした。筆者は「Z世代は即レスを重視するし、相手にも即レスを期待している」というイメージを持っていましたが、そうとも限らないということに今回のインタビューで気付かされました。
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