楽天モバイルは3月10日から、海外のモバイルキャリアと契約しているユーザーを同社のネットワークで受け入れる「インバウンドローミングサービス」の提供を開始した。第1弾として香港の大手キャリア「3 Hong Kong」契約者を受け入れ、今後も受け入れキャリアを順次拡大していくという。
インバウンドローミングサービスは「ローミングイン」とも言われる。
モバイルキャリアは、原則として自国でのみ通信サービスを提供しているため、海外に渡航したユーザーに通信サービスを提供するには、海外キャリアと「ローミング契約」を締結する必要がある。ローミング契約を結ぶと、海外からでも締結相手のモバイルネットワークを介して通信サービスを提供できるようになる。
ただし、ローミング中の通話/通信料金の設定は基本的に契約を締結したキャリアとの交渉によって決められることになっており、同じ国/地域でもローミング先のキャリアが異なると通話/通信料金が変わることもある。
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