他にも撮影した写真と動画の管理を、虹色の花柄のアプリを使って行うことについても、講師が丁寧に指導していた。初心者だとどこに何のアイコンがあるのか、そこから学ぶ必要があるようだ。具体的には以下のアイコンだ。
左下の「ライブラリー」を選択すると、年別、月別、日別、全ての写真をそれぞれ確認できるため、「後からいつ撮影したのかが把握しやすい」(講師)。ただ、撮れば撮るほどデータが多くなり、管理がしづらくなる。そこでこのライブラリーが生きてくるといううわけだ。
写真と動画の両方を撮影した場合、サムネイルの左下に数字(撮影時間)があれば動画だと分かることも説明。ただ、撮影時間は小さく表示されるため、老眼の受講者にとって見分けるのは難しい場合も。そこで活用できそうなのが、サムネイルの長押しだ。写真はサムネイルを長押ししてもただ拡大されるだけだが、動画はプレビューされるため、1つ1つの確認作業が大変だが、これを試す受講者もいた。
ここまでお伝えしたように、スマホカメラ1つでもここまでさまざまな操作方法、機能が存在している。しかも被写体が必ずしも人物や花など、ありふれたものだけでなく、昨今ではスマホカメラでQRコードを読み込む、という行為をする機会も増えてきた。1講座で全てをカバーするのは無理難題だが、テーマごとにどんな操作方法で、どうやって活用するのかを講師が丁寧に教えてくれるドコモスマホ教室なら、これからケータイからスマホに乗り換える人でも安心できるだろう。
何種類もあるスマホのメール、シニアはどう習得するのか スマホ教室で見た現状
3G停波だけではない ドコモがシニア向け「スマホ教室」を開催する本当の狙い
“電話しか使えない”70代の母親が「スマホ教室」に半年間通った結果
ドコモショップの「一部サポート有料化」 販売現場への影響は?
ドコモがショップでアプリ設定を“有料サポート”する狙い 業界に与える影響は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.