2023年冬春商戦のスマートフォンが出そろった。NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアに加え、MVNOやメーカーがオープンマーケット向けにもスマートフォンを投入している。ここでは、2022年1月以降に発売されたAndroidスマートフォンの価格をまとめる。なお、ハイエンドとミッドレンジで分ける。
サブブランドのUQ mobileとY!mobileも加えた他、MVNOの端末価格はラインアップが多いIIJmio、OCN モバイル ONE、mineoからピックアップした。いずれもオンラインストアでの価格で、店頭販売価格とは異なる場合がある。なお、iPhone 14シリーズの価格は以下の記事を参考にしてほしい。
実質負担額はドコモが「いつでもカエドキプログラム」、auが「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクが「新トクするサポート」を適用して、最大限支払免除を受けた場合のもの。MVNOでの端末価格は、短期間で終わる割引を避け、割引適用前か長期的な割引を適用した場合の価格を記載する。
価格は全て税込み。
4月最大の注目は「Galaxy S23」シリーズが追加されたことだ。ドコモとauに足並みをそろえて楽天モバイルも「Galaxy S23」の取り扱いを発表した。一括価格で最安はauの13万6330円だが、実質価格はドコモの6万9300円が最も安い。
最上位の「Galaxy S23 Ultra」には大容量ストレージの512GBと1TBが追加された。このうち、1TBはau限定で価格は25万円を超える。一括価格はドコモとauでほぼ同じだ。実質価格はドコモの方が7420円安いが、MNPならau Online Shop お得割の2万2000円引きによってトータルではauの方が安くなる。
同じGalaxyスマートフォンの中で、横折りタイプの「Galaxy Z Fold4」も販売中。一括価格はドコモが24万9700円、auが24万9960円と、一般的なハイエンドスマホの約2倍に及ぶ。縦折りタイプ「Galaxy Z Flip4」一括価格はドコモが15万9500円、auが15万9870円だが、楽天モバイルはそれらより約2万円安い13万9800円だ。
スリムで持ちやすい「Xperia 1 IV」はドコモが19万872円、auが14万8645円、ソフトバンクが18万8640円。同じソニー製で、よりコンパクトな「Xperia 5 IV」が2022年秋に登場した。一括価格と実質負担額はXperia 1 IVより安い
ミドルレンジの注目は1万円台で買える「Galaxy A23 5G」や、「Xperia Ace III」。Galaxy A23 5Gは他社からUQ mobileに乗り換え、くりこしプランM/L +5Gと増量オプションへの加入で、1万4960円となる。Xperia Ace IIIはワイモバイルオンラインストアにてシンプルM/Lへの加入で2万1600円引きの1万80円となる。
MVNOではIIJmio、OCN モバイル ONE、mineoの3ブランド全てで取り扱いのある、「moto g32」「moto g52j 5G」「motorola edge 30 pro 8GB/128GB」に注目したい。その中でもIIJmioは一括価格が最安で狙い目だ。
以下に、キャリアとMVNOごとの端末価格をまとめた。
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