ChatGPTをLINEでサクッと使える「AIチャットくん」を試す これは“架空の友達”だ(2/2 ページ)

» 2023年04月21日 13時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
前のページへ 1|2       

月額980円のプレミアムプランには加入すべき?

 今回はAIチャットくんの無料版を試した。無料のまま6問目の質問をしてみると、「15万ユーザー達成記念」と題し、「プレミアムメンバー(有料)なら無制限で使いこなせる」という文言とともに、加入ページのリンクが送られてきた。

AIチャットくん LINE 1日5回を超えると使えなくなる。頻繁に使うなら有料版がいいはずだ

 5つの質問で毎日済むか? といわれると素直に首を縦に振れない。特に頻繁にLINEを利用し、AIチャットくん便りの生活に慣れてしまうと、無料では物足りないだろう。

 なお、AIチャットくんのAPIは「GPT-4」ではなく「gpt-3.5-turbo」で、回答のベースは基本的にはGPT-3.5になる。piconによると、将来、有料プラン向けにGPT-4を提供する予定という。また、AIチャットくんの回答内容について、「言い回しに関するチューニングは行っていない」とのことで、ブラウザのChatGPTで尋ねる場合と同じ回答になるようだ。

 GPT-3.5ベースのChatGPTなら無料で使えるため、同等の言語モデルを用いているAIチャットくんを有料で使うことは気が引けるかもしれない。しかし、Webブラウザ経由でアクセス、登録しなければ使えないChatGPTとは違い、LINEからすぐに情報を得たり、チャット形式で会話したりできるAIチャットくんの使い勝手はいい。レスポンスも早く、友達感覚で気軽に利用できるのはLINEならではだ。LINEでサクサク利用することに魅力を感じるなら、プレミアムプランに申し込んでもいいだろう。

AIチャットくんは誰向け?

 AIチャットくんを使ってみて、調べ物をして何かの参考にするのもいいし、架空の友達として話し相手になってもらうのもよし、といった印象を受けた。一方で、対話型AIから得るすべての回答を過信してはならない、と改めて感じた。

 人同士が直接会い、表情を確認しながら会話するのと違い、ChatGPTもAIチャットくんもあくまでチャットベース。人と会う時間にとらわれたくない、すぐに情報を得たい、話したい、という人にとってはこうした対話型AIが好ましいだろう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月12日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  4. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  5. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  6. コレがたったの3630円――初代PlayStationを模したケース、セブン-イレブンなどで7月6日発売 (2026年06月11日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 動画配信「ABEMA」の障害復旧 約4時間17分にわたり視聴できず SNSに悲鳴【訂正】 (2026年06月10日)
  9. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  10. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー