今回、筆者が最も伝えたいのは、必ず保証に入っておいた方がいい、ということだ。なぜならGalaxy Z Flip4は楽天モバイルで購入した場合、1回払いが13万9800円、24回払いが月5825円、楽天カード限定の48回払いが月2912円と高額だからだ。繰り返しにはなるが、スマホ交換保証プラスの月額料金は月715円。もし2年の間に2回修理に出したとしても、715円×24カ月でトータル1万7160円の負担で済む。
楽天モバイルのスマホ交換保証プラスに加入していない場合は「YourServiceまたはGalaxy Harajukuにて有償での修理が可能」(サムスン電子ジャパン広報)だ。
なお、自然故障の場合、購入日から1年間は無償での修理が可能だが、故意か過失による故障、破損および保証期間外の場合は有償修理となる。前者も後者もスマホ交換保証プラスは利用できない。
では、有償での修理となった場合、どれくらいの修理費用を負担することになるのか。Galaxy Harajuku店頭修理案内のページでは、修理概算金額が案内されている。修理上限金額はディスプレイ交換が5万5000円、バッテリー交換が1万2000円、リアケース交換が1万3000円となっている。ただ、ピックアップもGalaxy Harajuku来店予約も、技術者が検品した上で、最終的に修理が可能かどうか、修理可能な場合、費用がどれくらいかが決まるという。
修理申し込みの手順は次の通りだ。
Webブラウザからは「Galaxy ユアサービス」と検索し、「Your Serviceへようこそ」を開く。次にGalaxyアカウントでサインインし、マイプロダクトの製品一覧から故障した製品を確認し、その横にある「予約サービス」を選択する。なお、マイプロダクトに全く製品名がない場合、GalaxyアカウントでGalaxy製品からログインしていないことになるので、「新しい製品登録」へ進み、修理したい製品を登録する必要がある。
最後に「ピックアップ」か「Galaxy Harajuku来店予約」のどちらかを選ぶ。ピックアップは宅配業者が端末を回収しに自宅まで来る。そこから修理センターへ発送される。その後、Galaxy Harajuku来店予約は店頭に端末を持ち込み、修理する流れとなる。
余談だが、ヒンジの壊れた端末を中古品として売却できるのか。気になったので、じゃんぱら店舗とゲオ広報に聞いてみた。
上記の条件に照らし合わせると、ヒンジの壊れたGalaxy Z Flip4は「破損や外傷などが著しいもの」「故障している」が該当しそう。より具体的に聞いたところ、じゃんぱらでは買い取り不可か大幅な減額、ゲオではジャンク品としての買い取りとのこと。やはりしっかりと保証サービスに加入し、金額的な負担を極力減らしたいと感じた。
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