HONORがXiaomiを抜き中国シェア4位に躍進した理由 “ポストHuawei“の座につけるか山根康宏の中国携帯最新事情(2/2 ページ)

» 2023年05月30日 06時00分 公開
[山根康宏ITmedia]
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折りたたみスマホでも存在感を示すHONOR

 HONORはMagic5シリーズだけではなく、折りたたみモデルの「Magic Vs」もグローバル投入をMWCで発表した。こちらは2022年11月に中国で発表済みだが、他の中国メーカーが折りたたみモデルのグローバル展開に消極的な中で、フラグシップの上を行くモデルとして各国での販売を広げていく。Magic Vsは開くと7.9型になる小型タブレット型の端末であり、事実上グローバルで唯一の同型モデルといえるサムスン「Galaxy Z Fold4」の好敵手になるだろう。Huaweiも世界最薄の折りたたみ「Mate X3」を一部グローバルで発売する予定だが、GMS非搭載、4G非対応では勝負になりにくい。

中国スマートフォン HONORのカメラ強化モデルと折りたたみモデルがグローバルに投入される

 他のメーカーを見ると、vivoは高性能カメラフォン「X90」シリーズを海外投入しているものの、折りたたみモデルは中国国内のみの展開だ。OPPOは横折り式の「Find N2」は中国国内のみで、縦折り式の「Find N2 Flip」をグローバルに展開。しかしカメラフォンの最新モデル「Find X6」シリーズは中国国内のみの販売だ。そしてXiaomiはライカコラボの最強カメラフォン「Xiaomi 13 Ultra」をグローバル展開予定だが、折りたたみモデルは中国国内販売にとどまっている。

 HONORは「カメラ」「折りたたみ」という、今最も注目を集めるハイエンドな製品2種類を他の中国メーカーに先駆けてグローバルに投入する。Appleを抜きサムスンに肉薄したHuaweiがなき今、HONORは「ポスト・Huaweiスマホ」としてこれから注目を集めていくだろう。2023年の中国スマートフォンのシェア1位がHONORになることも十分考えられそうだ。

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