世界を変える5G

ソフトバンクとNVIDIA、生成AIと5G/6Gプラットフォームに向けて協業

» 2023年05月30日 14時42分 公開

 ソフトバンクとNVIDIAは、5月29日に生成AIと5G/6Gプラットフォームの構築に向けた協業を発表。「NVIDIA GH200 Grace Hopper Superchip」をベースとし、ソフトバンクが構築する新たな分散型AIデータセンターへの導入を予定する。

ソフトバンク ソフトバンクとNVIDIAは生成AIと5G/6Gプラットフォームの構築に向けた協業を発表

 両社は生成AIのアプリとサービスの展開を推進するため、コスト効率とエネルギー効率の高い共通サーバプラットフォームにて、生成AIとワイヤレス通信向けのアプリを提供するデータセンターを構築。Arm NeoverseのGH200 SuperchipをベースにしたNVIDIA MGX リレァレンスアーキテクチャを使用し、アプリのパフォーマンスをはじめスケーラビリティとリソースの利用率の改善が期待される。

 ソフトバンクの代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川潤一氏は本協業でRANの最適化を含めてAIを活用した設備パフォーマンスの向上を実現し、消費電力の削減、さまざまな生成AIアプリの実装、リソースの共有のためのデータセンターの相互接続の実現を目指すという。

 NVIDIA創業者/CEOのジェンスン フアン(Jensen Huang)氏は、NVIDIA Grace Hopperが大規模な拡張性を持ち、生成AIの処理のために設計された革新的なコンピューティングプラットフォームであると訴える。

 モジュール型のレファレンスアーキテクチャであるNVIDIA MGXでは、さまざまなAI、HPC、NVIDIA Omniverseアプリに適したサーバを迅速かつ効率よく構築できるプラットフォームを導入可能。クラウドネイティブ5Gネットワーク向けのNVIDIA Aerial ソフトウェアを組み込むことで、通信事業者は5G基地局を通じてコンピューティングリソースを動的に割り当てられるとしている。

 NVIDIA Grace HopperとNVIDIA BlueField-3 データプロセッシングユニットにより、特注のハードウェアアクセラレーションまたは専用の5G CPUを使わずに、ソフトウェアデファインドの5G vRANと生成AIアプリケーションを加速可能。本ソリューションはNVIDIAアクセラレーテッド1U MGXベースのサーバデザインになっており、ダウンリンクスループットは5Gアクセラレーターで36Gbpsを達成したという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  3. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  7. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  8. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  9. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
  10. WWDCで「折りたたみiPhone」に言及なしも、Apple版「大画面×AI」に期待できるワケ (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー