高島屋は7月1日から、「高島屋ネオバンク」アプリ内でバーコード決済サービス「銀行口座払い」「スゴ積み払い」を提供する。どちらも店頭でバーコードを店員が読み取る方式を採用する。オンラインでの支払いも可能だが、その場合はバーコードを利用しない。
高島屋ネオバンクは住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK(ネオバンク)」を活用した金融サービス。満15歳以上の日本在住者を申し込みの対象としており、預金/決済/融資をこのアプリ1つで完結できる点が特徴。この内、今回は決済の強化が発表内容となり、高島屋はキャッシュレス決済に慣れ親しむ新たな顧客を取り込む狙いだ。
7月に始まるバーコード決済サービスは「銀行口座払い」「スゴ積み払い」の2種類に分かれる。
銀行口座払いはその名の通り、高島屋ネオバンクで開設済みの銀行口座から利用代金が即時引き落とされる。その際に決済額の1%分がタカシマヤネオバンクポイント(通称:タカネオポイント)としてたまる。タカネオポイントは500ポイント以上100ポイント単位で現金化でき、手続きの翌月、銀行口座に入金される。使いすぎや払い忘れを防ぐことが可能で、現金化が可能なポイントも付与されるのが特徴となっている。
7月1日から31日までの期間内に高島屋ネオバンク口座を開設し、銀行口座払いを利用すると、決済額の5%分のタカネオポイントが付与されるキャンペーンが実施される。ポイント付与の上限は5000ポイント。上限超過の場合は基本の1%にとどまる。
スゴ積み払い毎月一定額を12カ月積み立てることで、1カ月分のボーナスが上乗せされた残高で買い物ができるサービス。例えば、1万円を12カ月積み立てると、開始から1年後に1万円が上乗せされ、13万円分の買い物ができることになる。
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