関東圏の私鉄、バス事業者が加盟するPASMO協議会は、「PASMO アプリ」が正常に動作しないとして、モバイルPASMOとApple PayのPASMOを利用する人に注意喚起を行っている。
PASMO アプリによる定期券の払いもどし、PASMO の払いもどし、残額履歴の確認、PASMO カードからの移行、再発行登録翌日の電子マネー受取り操作、および PC 会員メニューサイトでの再発行登録、退会、残額履歴の確認が行えないという。
SF(電子マネー)残額のチャージ、定期券の購入および利用、改札機の入出場、バスの乗り降り、電子マネーでの買いものは通常通り利用できるという。
PASMO アプリは、カードタイプのPASMOと同じくICカード乗車券や電子マネーとして利用できる他、券売機や窓口を使わずにクレジットカードで残高チャージや定期券を購入したり、故障・紛失時の再発行手続きを行ったりできる。
PASMO協議会によると、電源設備のトラブルが原因で、復旧に向けた作業にあたっているという。合わせて、ホームページで「大変ご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」とした上で、「復旧まで今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」とコメントしている。
約300万人が利用するモバイルPASMOとApple PayのPASMOでは、6月8日に障害が発生し、一時、チャージ/定期券購入/新規発行などがしづらい状態にあった。今回の不具合についても一刻も早い復旧が待たれる。
2023年6月24日14時57分追記
「定期券払いもどし」などが行えない事象は解消したという。6月24日0時30頃から13時14分頃までの間、以下の手続きが行えなかったという。
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