ドコモの「副回線サービス」は誰向け? 実際に契約して分かったこと(1/4 ページ)

» 2023年06月25日 10時30分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 NTTドコモは6月1日、au(KDDI/沖縄セルラー電話)の携帯電話ネットワークを利用する「副回線サービス」を開始した。個人向けの月額料金は429円(税込み、以下同)となる。ドコモ回線を持つ筆者が実際に使って感じたことをお伝えする。

ドコモに加え、ahamoも対象

 ドコモの副回線サービスはドコモとahamoを含む全ての5G/Xi(LTE)対応音声通話プランのオプションとして提供される。申し込みはWeb(オンライン)から行うが、ドコモショップ店頭では申し込めないので注意が必要だ。副回線サービスに申し込めるのは、契約者/利用者ともに18歳以上のみで、未成年による契約および代理契約はできない。

 ドコモの副回線サービスに申し込むと、月額料金が発生し、利用の有無に関わらず、ドコモ/ahamoの基本料金に毎月429円が上乗せされる。申し込みに際して3850円の登録手数料がかかる。

 副回線サービスの大きなメリットとしては、ドコモ/ahamoの請求とまとめられること、他社サービスを新規で申し込むよりも手軽なこと、ドコモ/ahamoで通信障害が起きた場合、au回線に切り替えることで、音声通話やモバイルデータ通信サービスを使えることが挙げられる。

 ただ、副回線サービスの概要欄には、災害時にも有効との記述があるが、携帯電話回線エリア内の地域で災害が発生した場合、ドコモだけでなくau、ソフトバンクなどでも通信障害が起きることがほとんどなので、災害時において効果が十分に発揮されるか? といわれるとそうでもない。この点を留意した上で申し込もう。

ドコモのスマートフォンをご利用のお客さまが、デュアルSIMにより他社の副回線に切り替えてご利用可能なサービスです。例えば、災害時や通信障害時などの有事の際の備えとしても有用です。

NTTドコモ 副回線 au KDDI eSIM 副回線サービスの概要。通信障害時に役立つという

利用できる機種を事前に確認しておく

 ドコモの副回線サービスは物理SIMには対応せず、eSIMのみでの使用が可能だ。デュアルSIM端末の場合、ドコモ/ahamoが物理SIM、副回線となるauがeSIMという使い分けになる。

 申し込みの前にあらかじめ自分のスマートフォンがeSIMに対応しているかどうか、ドコモの副回線サービスで動作するのかどうかを、ドコモが公開している対象機種で確認しよう。仮に所有しているスマホが副回線サービス対応端末でも、その端末が利用できる周波数帯(バンド)によっては通信できないか、通信が不安定になるエリアもあるので注意が必要だ。

 2023年6月時点における対象機種は次の通りとなる。

iPhone

  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代/第3世代)
  • iPhone 12
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 13
  • iPhone 13 Pro
  • iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 13 mini
  • iPhone 14
  • iPhone 14 Pro
  • iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 14 Plus

ドコモブランドで販売されているAndroidスマートフォン

  • Google Pixel 7a
  • Xperia 1 IV SO-51C
  • Xperia 5 IV SO-54C
  • AQUOS R7 SH-52C
  • AQUOS sense7 SH-53C
  • Galaxy Z Flip4 SC-54C
  • Galaxy Z Fold4 SC-55C
  • Galaxy A23 5G SC-56C
  • Galaxy S23 SC-51D
  • Galaxy S23 Ultra SC-52D
  • Galaxy A54 5G SC-53D
  • arrows N F-51C
NTTドコモ 副回線 au KDDI eSIM ドコモの副回線サービス対象機種の一覧
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