7月12日午前11時頃に、日本全国で一斉に全国瞬時警報システム(Jアラート)を用いた緊急情報伝達試験が実施される。
試験時には、都内の多くの区市町村で防災行政無線等による「これは、Jアラートのテストです」(予定)という放送や、防災情報メール送信などが行われる。
Jアラートは、弾道ミサイルの発射など日本が他国による武力行使を受けた際、その被害や影響を最小限にとどめるために避難や救援のための情報を配信する仕組みだ。携帯電話の他、市町村防災行政無線などを用いて、国から住民へ緊急情報を瞬時に伝達する。
警報音は、緊急情報の種類によって異なり、例えば、ミサイルが発射された際はサイレンが鳴る。緊急地震速報はチャイム音となっている。
2022年7月12日10時53分追記
全国で予定されていたJアラートを用いた緊急情報伝達試験の中止が決まった。
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