KDDIと沖縄セルラー電話は7月20日から順次、povo2.0で「海外ローミング」を提供する。これにより音声通話とSMSを200以上の国と地域で、データ通信を160以上の国と地域で利用可能になる。消費税相当額は加算されない。
両社によると、povo2.0のユーザーから「普段使っている携帯電話番号を海外でも使いたい」との要望が多く寄せられたことから、海外でも国内と同じ電話番号を使った緊急通報や、データ通信などを利用できるようにしたという。
発信/送信時は「(+)-(国番号)-(先頭の0を抜いた番号)」の形式で宛先を入力する必要があるが、着信/受信時の追加操作は不要だ。
音声通話を行った場合、以下の料金がかかる。1分当たりの通話料金は国ごとに異なる。
SMSはいずれも1通(全角70文字まで)当たり100円、134文字までが2通分、それ以降が67文字ごとに1通分の料金がかかる。
データについては、povo2.0アプリの「海外」タブを選択すると、トッピング可能な容量が一覧で表示される。トッピングの購入は、渡航先のWi-Fi環境がない場所でも可能で、購入後すぐに反映され、利用を開始できる。事前購入後30日間以内なら渡航先到着時に自動で反映される。
トッピングできるデータ容量と料金は国、エリアごとに異なる。
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