「motorola razr 40 ultra」は折りたたみスマホの新時代を開拓する端末 たたんだ状態でもさまざまな使い方が可能(2/2 ページ)

» 2023年07月26日 10時00分 公開
[はやぽん,ITmedia]
前のページへ 1|2       

普通のスマートフォンとしての使用感をチェック

 ここまでカバーディスプレイの操作感を中心に紹介したが、ここからはスペックなどを見ていこう。razr 40 ultraはプロセッサにSnapdragon 8+ Gen1を採用し、メモリは8GB、ストレージは256GBとなっている。

 Snapdragon 8 Gen1は1年前に登場したプロセッサだが、基本性能は高く今なお満足に利用できるものだ。ストレージについても国内向けは256GBの一択となり、microSDは利用できないが、競合のGalaxy Z Flip4が128GBのみなので、ここは大きな優位性となる。

 展開時の画面は6.9型でフルHD+解像度となっている。165Hzのリフレッシュレートに対応するなど、こちらも高性能な仕上がりとなっている。同社の端末として特徴的な折り目が目立ちにくい「ティアドロップ方式」と呼ばれる方式で折りたたむものとなっている。

また、画面の角度保持もある程度可能だ。カメラなどのアプリは、90度で保持した際に柔軟にUI(ユーザーインタフェース)が変わる。

motorola razr 40 ultraレビュー 展開時は6.9型の大きなディスプレイを備える
motorola razr 40 ultraレビュー Galaxy Z Filpとは異なる折り目が目立ちにくい機構が採用されている

 カメラについては、1200万画素のメインカメラ、1300万画素の超広角カメラを備える。近年の機種としては控えめな印象もあるが、夜景モードなどもしっかり備え、きれいに撮影することができる。インカメラは3200万画素のものを採用している。

motorola razr 40 ultraレビュー
motorola razr 40 ultraレビュー
motorola razr 40 ultraレビュー
motorola razr 40 ultraレビュー
motorola razr 40 ultraレビュー 何枚か撮影したが、比較的きれいに撮影できる

 生体認証は電源キー一体型の指紋センサーを備える。バッテリー容量は3800mAh、33Wの急速充電と5Wのワイヤレス充電にも対応だ。また、日本での支持が強いおサイフケータイには非対応となる。防水についてはIP52の防滴となっており、水気の場面も多少なりは大丈夫だが、競合のGalaxy Z Filp4に比べると劣るポイントだ。

razr 40 ultraは新時代の折りたたみスマートフォン

 さて、モトローラのrazr 40 ultraだが、フリップタイプの折りたたみスマートフォンの「新時代」が到来したと評価できる仕上がりだ。一言でいえば、とにかくカバーディスプレイで「できること」が多いのだ。今までは通知や楽曲の再生画面の表示といった「スマートウォッチ」的な用途が主だったカバーディスプレイを大幅に進化させ、通常のスマートフォンに近い利便性を持ち合わせている。

 ブラウジングやSNS閲覧はもちろんのこと、動画視聴やゲームもある程度楽しむことができる。どちらかといえば、Galaxy Foldのような横開きスマホに近いコンセプトで「閉じてコンパクト、開いて大画面」を形にした機種として評価したいものだ。これは従来のフリップタイプで指摘されていた「いちいち画面を開かなければならず、スマートではない」という点に対して、1つの答えを提示したと評価できる。

motorola razr 40 ultraレビュー アプリも多くのものがカバーディスプレイで動作する。こちらの画面で動かすにはホームアプリから任意で追加することで可能だ

 今回、日本向けの価格は15万5800円の設定となっており、こちらは円安の影響を少なからず受けた設定だ。一方で通信事業者として独占的に取り扱うIIJmioでは、少々値引きが入って13万9800円としている。

motorola razr 40 ultraレビュー IIJmioではモトローラよりも安価に購入できる

 ぜひこの大画面のカバーディスプレイを備えたrazr 40 ultraで、折りたたみスマホの新時代を体験してほしい。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  2. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  3. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  4. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  5. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  8. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー